「特捜9 season5」第1話あらすじ
警察官が自らの銃を奪われ、後頭部を撃たれ死亡するという痛ましい事件が発生。捜査本部で遺留品を調べる特捜班の青柳靖(吹越満)と、品川東署の刑事・高尾由真(深川麻衣)は、現場に残されていた長さ10cmほどの針金をコーティングし、先端が加工された“クリーニングハンガー”に目を留める。
やがて、その“クリーニングハンガー”を空き巣に使うピッキングツールと踏んだ国木田誠二班長(中村梅雀)や浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は捜査を開始。同様の手口で逮捕歴のある男の身柄を確保するも、二件目の殺人が起きる。
事件現場であるレストランに小宮山志保(羽田美智子)らが出向く。殺害されたのは同店のシェフで、青柳と矢沢英明(田口浩正)は、現在、行方をくらませている従業員をよく叱りつけていたとの情報と、“マスク姿の男”が現場付近をうろついていたとの目撃談を得る。
やがて、従業員を拘束。捜査本部は日常と化していたシェフからのパワハラに耐えかねての怨恨(えんこん)と見ていたが、第三の事件が発生。
次の被害者は闇金業の男で、やり口と使用された拳銃は一件目、二件目と同様と判明。そして防犯カメラには、“マスク姿の男”が。
残る弾丸が2発になる中、直樹は新藤亮(山田裕貴)とともに、事件現場を改めて訪れ手掛かりを探す。