6月3日(土)に公開される映画「女流闘牌伝aki -アキ-」。元祖アイドル麻雀プロ・二階堂亜樹の知られざる過去を描いた二階堂自身原案のコミックス「aki」を原作に、家出、親の離婚、倒産、一家離散などの半生を描く。
今作で主人公・亜樹を演じるのは、「Seventeen」の専属モデルであり、女優としても活躍中の岡本夏美。麻雀をテーマにした映画ならではの見どころや、役作りなど、ここでしか聞けない話を聞いた。
――ご出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか?
まず最初に原作を読んで、「えっまた麻雀!」って思いました。「咲-Saki-」というドラマ(‘16年、TBS系)と映画(‘17年)でも麻雀がテーマだったので(笑)。その時も特殊だなって思っていたので、本当にご縁を感じましたね!
でも台本を読んでいく中で、亜樹ちゃんのせりふに、共感するところもあって。この作品をやったら自分の中の意識が変わるなって思った部分もあったので、楽しみながらやりました。
――今作は麻雀がテーマですが、役作りのために何かしたことはありますか?
初心者入門という本を読んで勉強したり、麻雀のアプリを使って練習していました。「咲-Saki-」で演じていたときは、キャラクターに合った特殊な牌の持ち方をしていたため、あらためて通常の持ち方にするのが、難しかったですね。そういう基本的なところは、この作品で一から覚え直していきました。
あと、牌を手で慣らすっていう意味では、空き時間にずっとさわっていました。
6月3日(土)シネマート新宿・心斎橋ほか公開
出演=岡本夏美、増田有華、中山絵梨奈、彩輝なお/岩松了
原作=「aki」花崎圭司 大崎充 二階堂亜樹(竹書房刊)
麻雀監修=麻雀企画集団バビロン
協力=日本プロ麻雀連盟
監督=中村祐太郎
配給・宣伝=AMGエンタテインメント
(C)2017花崎圭司・大崎充/竹書房/『aki』製作委員会
【HP】aki-movie.com
雀荘で生まれ育った少女・アキ。15歳の冬、ボストンバッグひとつで東京にやってきた彼女が求めたのは、自分の力だけで勝ち取る「本物の人生」だった。アキは大都会の厳しさに打ちひしがれながらも、自身が持つ唯一の武器「麻雀」によって生きることを決意する。しかし、その前に立ち塞がる汚い大人たちと大都会の現実。だが、少女雀士・ひまわりと「ミスター麻雀」小島武夫との出会いが、彼女の「人生」と「麻雀」を大きく変えていくこととなる。