映画「バイオハザード」最新作で監督がまさかの告白!?
5月27日(土)より公開の映画「バイオハザード:ヴェンデッタ」の完成披露試写会が4月25日に行われ、舞台あいさつに清水崇、辻本貴則、深見真、川井憲次、小林裕幸、ダンテ・カーヴァーが登壇した。
本作は、シリーズ累計販売本数7200万本を超えるサバイバルホラー・アクションゲーム「バイオハザード」シリーズの世界観をベースにした、フルCGアニメーション映画の最新作。制作には映画「呪怨」シリーズを手掛けた清水や、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」(2012-2013年、フジ系)の脚本を担当した深見など、実力派スタッフが集結した。
監督の辻本は、今作のオファーについて「知り合いのライターからFacebookのメッセンジャー機能でオファーが来て。『なんて悪い冗談だろう』と思っていたら、本当の話でした(笑)」と当時の状況を告白。
また、「『バイオハザード』は基本ホラーの世界観なので、そこを清水エグゼクティブ・プロデューサーに監修してもらえたので、不安はありませんでした。また、音楽に川井憲次さん、アクションに園村健介さんが参加してくれ、後は自分が実力を発揮しなければ『もうこの世界で生きていけないな』というほどの布陣がそろいました」とスタッフ陣について述べ、本作が自身の“勝負作”だと力強く語った。
エグゼクティブ・プロデューサーを務めた清水は「小林さんから『今作は“原点回帰”で怖さを強調したい』というお話があり、恐怖描写の監修を行いました。ただ、監督が辻本さんに決まり、アクション寄りの作品になることが見えたので、途中からはキャラクターの深みやドラマの描き方など、クリエイティブな立ち位置から提案しました」と、本作との関わりを語った。
その後、清水と辻本は和気あいあいとしたトークを展開。清水が辻本との出会いを忘れていたことが明かされたり、辻本も「ホラー部分は清水さんの作品からインスパイアされて、リスペクトして…パクった! 清水崇をパクった!」と赤裸々な告白をするなど、終始和やかなムードで進行した。
ここで、ダンテが花束を持って登壇。対バイオテロ部隊:BSAAのメンバー・D.C.として出演したダンテは、他にもモーションキャプチャーで数人のキャラを演じたり、作品に登場する部隊のロゴも手掛けたりと、さまざまな部分で作品に携わったことを明かした。そして「楽しかった。監督やスタッフと仕事ができて楽しかったですし、いい作品になっています」と作品をアピールした。
清水も「辻本監督が目や口元の表情や汗をかいている表現など、本当に細かいところまで演出をしてくださったので、ホラーでアクションという点はもちろん、悲哀を込めたドラマの部分も見ていただきたい」と見どころを語った。
5月27日(土)全国ロードショー!
配給:KADOKAWA
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