4月8日(金)から、ハナコ・岡部大主演「しろめし修行僧」が放送される(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)。岡部演じる、寺の息子だがほぼニートの米田たくあんが、托鉢の全国行脚修行を通して、各地の“ご飯のお供”を食べるグルメドラマだ。「キングオブコント2018」優勝の人気芸人である岡部は、これまで連続テレビ小説「エール」(2020年、NHK系総合)や「私の家政夫ナギサさん」(2020年、TBS系)に出演。本作がドラマ初主演となる。WEBザテレビジョンでは、岡部にインタビューを行い、前・後編に分けて紹介。後編では、コントとドラマでの演技の違いや朝ドラ出演時のことなどを語ってもらった。
ドラマでは自然に顔芸を盛り込みたい
――コントの演技とドラマの演技で、それぞれ意識していることは?
コントは、大きい声を出したり変な顔をしたりして、不自然さや違和感で笑いを起こします。一方ドラマでは自然さが大事ですよね。自然な流れの中で、ほっこりさせたり、切なくさせたりと視聴者の感情を動かす演技をしないといけない。僕自身は、表情や顔芸が売りの芸人なので、自然な演技、自然なやり取りの中で、独特の表情をいかに見せていけるかがドラマでは大切だと考えています。
――“自然さ”という点ではドラマの方が難しいと感じていますか?
コントも短い時間の中で、感情を一気に上げたり下げたりすることもあるので、そういうネタだと大変です。
――本作でも、顔芸をふんだんに盛り込んでいこうと?
監督が許してくれる限り、顔芸で笑いを狙っていきたいです(笑)。