映画「ホリック xxxHOLiC」(4月29日[金]全国公開)の完成披露舞台あいさつが3月22日に都内で、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆、蜷川実花監督が登壇した。
松村が演じるのは、神木演じる主人公・四月一日(わたぬき)の同級生・百目鬼静。クールでミステリアス、そして巧みな弓の使い手でもある。
「実花さんと初めて会ったのはお写真の仕事の時。その時に『百目鬼がいた』って思っていたらしいんです」と、蜷川監督の思い描くイメージにピッタリだという理由で百目鬼に選ばれたと明かした松村。
役づくりについて聞かれると、「一番困ったというか、頑張ったのは声を低くすることです。『これぐらいですか?』『もっと』っていうのを繰り返して、最終的にウッドベースぐらい低い声に(笑)。普段、そんな低い声でしゃべらないから大変でした」と答えた。
また、タイトルにちなんで「私は◯◯ホリック(中毒)です」と発表するコーナーでは、「RPGゲーム」と答えた。「僕は元々ゲームは全然しないんですけど、ちょうど先月ぐらいに連休があって、何をしようか考えたんです。とにかく家にこもり続けたいと思って、ニンテンドーWii以来、久しぶりのハード、Switchを買って、RPGゲームをやり始めたらものすごくハマって(笑)。『ここを曲がったらアレがいるから』とか『アレを育てたいよな』とか思ってるうちに、松村北斗じゃなくてこっちの主人公になっているんです」と、かなりのハマり様。
さらに「そうしたら、長年悩んでいた“食いしばり”をその間やめていて、連休が明けたら顔がちっちゃくなっていたんです! 『ゲームって顔がちっちゃくなるんだな』と思ってゲームを続けています(笑)。RPGゲームって健康と美容にいいんです」と意外な効果を発見し、熱く語った。
◆取材・文=田中隆信