大泉洋“頼朝”ぼう然…小池栄子“政子”の怒りがたちまち大事に至るカオス展開に<鎌倉殿の13人>

2022/03/28 15:15 配信

ドラマ レビュー

政子、りく発案で「後妻打ち」を計画

与えられた役目に不服そうな菅田将暉“義経”(C)NHK


腹の虫が収まらない政子に、りくは都仕込みの「後妻(うわなり)打ち」で仕返しすることをけしかけた。実行役はりくの兄・宗親(山崎一)。ほんの少しだけ家を壊して、と計画された隠れ家襲撃事件だが、義時が見張り役を義経に頼んだことで、事態はさらに大事になっていった。

宗親が門前に立つ義経に要件を聞かれ『政子の頼みで館を壊しに来た』ことを話すと、義経は弁慶(佳久創)に思い切り破壊させ、たいまつで館に火をつけ燃やしてしまった。翌朝、焼け跡に立った頼朝が「ここまでするか?」と、ぼう然としたのも無理はない。

その後、頼朝は義経に謹慎を命じ、義経を止めなかった宗親に責任があるとして、髻(もとどり=頭頂部で束ねた髪)を切ってしまった。騒ぎが大きくなったところに、政子も駆けつけ、りくと共に頼朝を責めたてた。逆ギレする頼朝に、時政(坂東彌十郎)が「わしの大事な身内によくもそんな口を叩いてくれたな!たとえ鎌倉殿でも許せねぇ!」と激怒する場面も。

嫡男が誕生して幸せな時期であるはずの鎌倉殿。浮気が発端となり、数多くの人間が巻き込まれてバタついた今回。SNSでは「いろんな人の思いが入り混じってて面白すぎた」「これが“三谷大河”よ」「時政パパよくぞ言ってくれた」など、怒とうのストーリー展開を楽しむ人が多かった。

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