「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK Eテレ)の柊まいん役を務めていたことから、“まいんちゃん”として広く知られている福原遥。しかし、ここ数年で「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(2019年、日本テレビ系)など話題作への出演が目立っており、2022年は後期連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK総合)のヒロインをはじめ、山下智久主演のドラマ「正直不動産」(NHK総合)への出演も控えるなど、“女優・福原遥”としての台頭が目覚ましい。
さらに、声優として「キラキラ☆プリキュアアラモード」(2017年)のキュアカスタード・有栖川ひまりを演じたり、歌手として自身主演のドラマ「アンラッキーガール!」(2021年、日本テレビ系)の主題歌を担当するなど、その優しくかわいらしい声を生かした活動でも注目されている。そんな福原に、これまでの芸能生活や、今後の仕事の展望などについて聞いた。
芸能活動スタートのきっかけは…
――福原さんは子役としてキャリアをスタートされていますが、そもそも、芸能活動をはじめた経緯はどのようなものだったんでしょうか?
もともとはダンススクールを探していて、友達に紹介されたところに入ったら、実は子役事務所だったんです。習い事感覚で「ちょっとやってみようか」と始めたのですが、いろんな方との出会いもありましたし、「楽しい」という思いが生まれていきました。
――2009年からは「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」に出演されています。
事務所に所属した小学1年生のころからいろいろなオーディションは受けていたのですが、「まいん」も事務所から「やってみない?」とオーディションを紹介いただきました。
「まいん」のオーディションがあった時は当時小学生だったのですが、今後の学業との両立のことも真剣に考えて、「まいん」のオーディションに落ちたらこの業界はやめようね、という話を家族として受けたオーディションでした。
「まいん」は楽しみながらやらせていただいていたので、あんまり「お仕事をしている」っていう感覚はなく、第2の学校、第2の家族のような場所でした。