卒業式の思い出は?
――現場の雰囲気はいかがでしょうか?
荻生田役の西山潤くんが完全なるムードメーカーなので、彼に若干、井上というよりは“黒川として”、いい意味で身を任せています。そこに女の子2人(紺野彩夏、桜田ひより)もついて行ったり。荻生田も西山潤くんもキャラクターが似ていて、変わらないんです。ちょっと笑いが起きたりする、そんな雰囲気の現場です。
――卒業式前3日間の物語ですが、井上さんご自身の卒業式の思い出を教えてください。
中学校でも高校でも、卒業式は泣いてしまいました。当日、いつも通り学校に来て、「今日で最後なんだな」と思いながら過ごしていると、中学校の時も高校の時も、校歌を歌っている時になぜか涙が出てきてしまう。ああ、楽しかったんだなあ、と、そこで改めて実感した思い出があります。
――同作で黒川たちは“先生が誘拐されてしまう”というトラブルに立ち向かいますが、実際にトラブルにあった時、井上さんはどう対応しますか?
基本的には自分でなんとかできないかと考えます。プライベートでの悩みも、「結局、人に話しても決めるのは自分だしな…」と思ってしまうので、聞く側の方が多いですね。聞くのは好きなんです。
「卒業タイムリミット」は4月4日(月)放送スタート。