伊藤英明、上白石萌歌、小澤征悦、平野隆監督、スギちゃんが4月1日、都内で行われた映画「KAPPEI カッペイ」の大爆笑御礼舞台あいさつに登壇し、観客からの質問に答えた。
伊藤英明「ウソなんで。エイプリルフールだから」
観客がキャストに質問する「ティーチイン」コーナーが行われ、最初の質問は「続きが観たくなりました。続編の予定は?」。これに対して、伊藤は「いやぁ、あんまりヒットしなかったから続編は」と答えると、小澤は「まだ途中だから! 監督の前で何言ってんだか(笑)」とすかさずフォロー。続けて、伊藤は「ウソなんで。エイプリルフールだから」と笑顔を見せた。
続いての質問は「今回のキャストでまた共演するならどんな作品がいいですか?」。伊藤は「完全に賞レースに参加するような、この作品とは真逆なものをやりたいです」と答えた。そして「エイプリルフールじゃなかったんですけど、この作品のオファーをもらった時、『ウソなんじゃないか?』って思いました(笑)」と振り返っていた。
スギちゃんが困惑「なんでマイクを渡されたんだろう?」
最後、締めのあいさつを任された伊藤だったが、「皆さん、本当にありがとうございます。嬉しいです。スギちゃんに変わります」と、スギちゃんにムチャ振りを。いきなりマイクを渡されたスギちゃんは「なんでマイクを渡されたんだろう? どうすればいいんだろう?」と戸惑いつつも「大ヒット映画になってますので、良かったら皆さんもいろんな人に薦めていただいて、どんどん観ていただきたいなと思います。それで続編があったらスギちゃんが出るかもしれないので、それを期待して観ていただければ」とメッセージを伝えた。
映画「KAPPEI カッペイ」は現在全国東宝系にて公開中。本作は「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる若杉公徳の漫画を実写化したもの。ノストラダムスの大予言を信じ、乱世の救世主となるべく人里離れた地で殺人拳・無戒殺風拳の修行に人生を捧げてきた勝平たち。しかし、世界が滅亡する気配は一向に感じられず、師範から“解散”を命じられ、それぞれ東京の地へと流れ着いた。そんな終末の戦士たちの遅すぎた青春を描いたエンターテイメント作品となっている。
取材、文=田中隆信
TCエンタテインメント