今田美桜が主演を務めるドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)の第2話が4月20日に放送された。人事部に異動した麻理鈴(今田)は、課長の夏目(石田ひかり)からしごかれることに。一方、向井理が演じる憧れの人“T・Oさん”の正体も判明する展開となった。(以下、ネタバレがあります)
麻理鈴が人事部に異動
同ドラマは、「BE・LOVE」(講談社)で1997年まで連載していた深見じゅんの人気コミックが原作。1992年には石田ひかり主演でドラマ化されており、“令和版”として30年ぶりに物語が繰り広げられる。
主人公は、ポンコツだけどポジティブな新入社員・田中麻理鈴(まりりん)。先輩社員・峰岸(江口のりこ)の言葉をきっかけに、職場の問題を解決しながら、こずるく楽しく、成り上がっていく姿を描く。
第2話は、麻理鈴が窓際部署の備品管理部から人事部に配属されることになった。
“新旧マリリン”対決が実現!
人事部の課長・夏目は、男性優位の社内で出世するために「女は男の2倍頑張らないといけない」と考え、他の女性社員を徹底的に支配・攻撃する態度から“女王蜂症候群”と陰口をたたかれていた。
しかし前向きな麻理鈴には夏目のシゴキも通用せず、逆に「出世して、夏目課長みたいになりたいです!」と言う。夏目はそんな麻理鈴にほんの少し心を開き始めたが、過去の出来事から確執がある峰岸のことを麻理鈴が慕っていることを知り、極秘資料を隠す嫌がらせをしてしまう。
夏目のことを悪く言う他の社員に「私たちみんなの将来まで考えて、厳しくしてくれているだけです。私は夏目課長のこと、100%信じているんで!」と反論した麻理鈴。その言葉を聞いて、夏目は素直に反省するのだった。
古い体質が残る会社で頑張ってきた夏目。そんな夏目のいいところをちゃんと見ていた麻理鈴が涙を流すシーンは胸を打った。平成版のドラマで麻理鈴を演じた石田と、現・麻理鈴の今田。“新旧マリリン”の競演のみならず、物語として先輩・後輩の社員が影響し合う様子も胸アツなものだった。