柄本佑と藤野涼子が主演、昭和時代の歌人の恋描くドラマ「あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた青春~」放送決定
柄本佑と藤野涼子が、6月6日(月)に放送されるドラマ「あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた青春~」(夜9:00-10:30、NHK BSプレミアム)で主演を務めることが発表された。同作は、亡き妻の日記と短歌を頼りに青春時代の恋を追想する物語。不器用な男性と、一途に人を愛した女性の青春を描くラブストーリーとなっている。
柄本は、細胞生物学の権威で、宮中歌会始の選者を努める歌人・永田和宏を、藤野は、永田の妻であり、同じく高名な歌人の河野裕子を演じる。
あらすじ
12年前、ガンの闘病の末に亡くなった河野裕子(藤野)。教科書にも掲載されてきた「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか」という有名な歌は、若き日、煮え切らない態度の自分に対して河野が奮起を促した歌だと永田和宏(柄本)自身は解釈してきた。ところが裕子の死後、実家の押し入れから、彼女が結婚前に綴っていた大量の日記が発見される。その記述によって、実は「ガサッと」の歌が生まれた時期、裕子は2人の男性との恋心で苦しい葛藤の日々を送っていたことが明らかになっていく。
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