声優の津田健次郎が、ドラマ「ナンバMG5」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)で間宮祥太朗演じる剛の愛犬・松の声を担当していることが明らかになった。松の声はエンドクレジットで「？？？？？」と伏せられており、1話放送時から「松の声は誰？」「もしかして…」とSNSが盛り上がっていた。
さらに、津田と松役の豆三郎が初対面した際の写真も解禁された。津田は、本物の松を前に「めちゃくちゃかわいい、目もくりんくりんでいい子！」と感激した様子だった。また、アフレコについて津田は「最初は、かわいい松にこんないかつめな声をあてるんだ、と思いました(笑)」と明かした。
剛を“アニキ”として慕う愛犬・松
小沢としおの「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を映像化した本作は、筋金入りのヤンキー一家、難破家の次男・剛(間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する高校“逆”デビュー物語。剛は、家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では制服を着た真面目な高校生、という二重生活を始めるが、家族の中でその異変にいち早く気づくのが、剛が小さいころから“弟”としてかわいがっている柴犬の松(豆三郎)だ。
松は、剛を“アニキ”として慕っているが、学ランを着た剛を見て尾行し、剛が真面目な学校でシャバい(ひ弱な)生活を送っていることを知ってしまう。「アニキは難破を裏切った！」と家族にそのことを知らせようとするが、分かってもらえずそのショックから家出する。その後、松は、他校のヤンキーですでに剛の正体を知っている伍代直樹(神尾楓珠)が先輩たちにボコボコにされているところを目撃。そこに、特攻服を来た剛が“正体不明のヤンキー”として現れ、一人で大勢のヤンキーたちを相手に戦い勝利する。その一部始終を見た松は「やっぱりアニキはすげえや！」と感激し、剛に駆け寄る。
アニメや吹き替えだけでなくドラマの語りも
“今最も忙しい声優”と言われている津田は、1995年にテレビアニメ「H2」(テレビ朝日系)で声優デビュー。代表作は、連続テレビ小説「エール」語り(2020年、NHK総合ほか)、アニメ「呪術廻戦」七海建人役(2020年～、TBS系)、アニメ「ゴールデンカムイ」尾形百之助役(2018年～、TOKYO MXほか)、映画「スター・ウォーズシリーズ」カイロ・レン役など。2021年には「第十五回声優アワード」で主演男優賞を受賞している。
