最初はドッキリかと思ったぐらいです(笑)
――「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」への出演が決まった時の気持ちから聞かせてください。
ウルトラマンのシリーズに関わることができるなんて思ってもいなかったので、お声掛けいただいた時はビックリしました。ホント、最初はドッキリかと思ったぐらいです(笑)。後でジワジワとうれしさが出てきた感じです。
――ウルトラマンシリーズは以前から好きだったんですよね?
はい。兄貴が3人いるんですけど、小さい頃、一緒に見ていました。「ウルトラセブン」とかリアルタイムじゃないものもいろいろ見ていましたね。実家の天井にセブンのソフビ(フィギュア)が刺さってたりするんです。
――以前、Twitterに写真を上げられてたやつですね(笑)。
それです(笑)。2年ぐらい前にTwitterに上げたんですけど、気付いたら天井にセブンがいたので、いつからなのか分からないんですけど、小さい頃に兄貴がやったみたいです(笑)。それぐらいウルトラマンは身近でしたね。
――新キャラのウルトラマンレグロス役ですが、レグロスの印象は?
かっこいいですよね。拳法の使い手ということで、筋骨隆々で、拳法をかたどった紋章が印されていて、顔も鼻筋がシュッと通っててイケメンなんです(笑)。
――演じる上で気を付けたこととか、役作りはどんなふうに?
台本を頂いて、自分なりに「どんな感じがいいのかな?」っていうのを模索しながらいくつかパターンを考えました。収録の日に最初に試したのは力強く元気いっぱいな感じだったんですけど、「それもかっこいいけど、レグロスは無骨な感じにしたい」ということだったので、感情の起伏を少し抑えて表現しました。
成長もできた気がします
――ウルトラマンゼロの宮野真守さんをはじめ、豪華な声優陣とキャストですが、そこにシリーズ途中から入っていくプレッシャーとかは。
ありました(笑)。決まった時は「うわぁ、すごい人たちだ! この中に自分も入れてもらえるんだ」って感じだったんですけど、しばらくして、一人のキャストとして皆さんと混ざるのであれば、そういうフワフワした気持ちで臨んじゃダメだなって思ったんです。コロナ禍ということで収録は一人で行いましたけど、それでも先に入れられた声を耳に返しながら、想像を膨らませて表現できたので、いろいろ学べましたし成長もできた気がします。
――レグロス以外で気になっているキャラは?
アブソリュートディアボロ(CV:小川輝晃)という敵のキャラクターです。レグロスはコスモ幻獣拳を巡る仇敵の関係なので気になりますね。
――アクションシーンは声を出すだけでも体力を消費しそうな感じが。
やっぱり気持ちが入りますし、他のウルトラマンもそうですけど、レグロスは表情が変わるわけではないので、自分たちの声で感情を表現しますから、戦闘シーンが終わったら息切れしたり、ひと汗かいてたりしました(笑)。