伸びやかで済んだ歌子の歌声に、響子も納得。「今わかった。あなたの才能を花開かせるために、私は音楽教師になった」と感激の面持ちで口にし、「しっかりしなさい!こんなにいい家族がいるんだから」と賢秀の尻を叩いて比嘉家を後にした。
歌子役の上白石は、“adieu”名義で音楽活動も行う。今年3月には2枚目のシングル「穴空きの空」をリリースしたばかりだ。そんな上白石の伸びやかで済んだ歌声に、視聴者からも感動の声が続出!「歌子の歌、素晴らしい~!」「心が洗われる」「朝から聴き惚れた!!」の声が飛び交った。賢秀が家を出ていってしまうラストも話題を呼び、Twitterでは本放送後「#ちむどんどん」が国内トレンド1位に躍り出た。
「椰子の実」は島崎藤村が作詞し、数多くのアーティストによってカバーされてきた名曲。「日本の歌百選」にも選ばれて、故郷に思いを馳せる叙情歌として、現在でも広く愛されている。
そして「ちむどんどん」ではこれまでも、歌子が歌うバージョンがドラマの中で挿入歌として何度か登場し、Twitterのトレンド入りを果たすなど話題を呼んできた。第22回の放送後には、そんな“比嘉歌子”版「椰子の実」が11日にデジタルシングルとして各ストアよりダウンロード&サブスク配信リリースされることも発表された。