女優の広末涼子が5月12日、都内で行われた「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(6月17日[金]公開)の完成披露舞台挨拶に、ディーン・フジオカ、岩田剛典、佐々木蔵之介、新木優子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平、メガホンをとった西谷弘監督とともに登壇した。
探偵小説「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とし、ディーン演じる誉獅子雄と、岩田演じる若宮潤一が、唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決するドラマ「シャーロック」(フジテレビ系)を映画化。本作では初めて東京を離れ、閉ざされた離島を舞台に資産家の死と誘拐事件の真相を探る姿を描く。
広末「正直、小さい頃とかかっこいい人が嫌いで」
“顔面最強バディ”と呼ばれるディーンと岩田が活躍する本作にちなみ、自身にとっての“最強バディ”を聞かれた広末は「息子ですかね。1番気持ちが通じ合えるし、私のことを知っているので。最近も世代的にも彼のほうがいろんなことを知っているので、インスタの投稿の仕方を教えてくれたり、スナチャ(Snapchat)を教えてくれたりします」と目を細め、息子は何歳になったのかと追求されると「成人で18歳になりました」と打ち明けた。
また、ディーンと岩田について「私は正直、小さい頃とかかっこいい人が嫌いで、かっこつけてるように見えて苦手だったんですけど、このお2人が並んじゃうと美し過ぎて“どうなんだろう”って思っていたところがあったんですけど、この映画を見たら“そういうことか!”って」と吐露。
続けて「美しいものを見ていると人って幸せですし、2人の感情とディーンさんの感情が爆発するシーンを見たときは、全身鳥肌で、“あー、こういうことか!”って。当たり前なんですけど、美しいだけじゃない存在とか感情の意味みたいなものをぶつけられた気がします」と目を輝かせた。
◆取材・文=風間直人