眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)が5月16日にスタートした。第1話から元ヤンだが天然ボケさく裂というギャップのある役柄を眞栄田が好演し、SNSでも盛り上がりを見せた。(以下、ネタバレがあります)
眞栄田郷敦が元ヤンの青年役で主演
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。眞栄田演じる100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・日暮正直(ひぐらしまさなお)、通称マサと、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花(加藤柚凪)が織りなすハートフルコメディーが展開する。
佳奈花の叔父・沢田を武田真治、元ヤンのOLで実はマサのことが大好きなツンデレ女子・沙和を白石聖、マサの一番の親友・勇介を前田旺志郎、マサが見合いすることになる保育士・美咲を新川優愛が演じる。
マサと不思議な能力を持った佳奈花が公園で出会う
第1話は、マサと佳奈花の出会いが描かれた。
ある日、居酒屋を営むマサは、公園に裸足でいた佳奈花に気付く。実は佳奈花には人の心を読める不思議な力があり、それを知った叔父の沢田(武田真治)にギャンブルに連れ回され、逃げて来たのだった。
本心が分かることで周囲の人々を信じられない佳奈花は、マサから南の海のような穏やかなイメージを感じ取り、「助けて」と念じたのだ。