眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第6回が5月24日に放送された。佳奈花(加藤柚凪)と公園デビューしたマサ(眞栄田)。場違いではあったが、スーツ姿と、公園にいた少女のピンチを救う様子に視聴者が沸いた。(以下、ネタバレがあります)
“親の通過儀礼”として公園デビューするマサ
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。
遠縁にあたる佳奈花の仮の父親役として3カ月の試用期間中のマサ。第6回は、親友の勇介(前田旺志郎)から聞いた「親の通過儀礼」として、佳奈花と公園デビューを決行することに。
マサをバカにされた佳奈花が奮起!
佳奈花に友達を作ってあげるための公園デビューだが、傷があるコワモテで、ばっちりスーツで決めたマサは堅気には見えず、遊んでいた母子たちはすぐにいなくなってしまう。落ち込むマサ。
そんななか、お嬢さま風の英子(落井実結子)だけはマサにひるむことなく、ブランコで遊んでいた。
マサは英子の隣で佳奈花を遊ばせようとするが、佳奈花は初めてのブランコに苦戦。マサが手取り足取り教えるも、その様子をバカにする英子の心を読んだ佳奈花は奮起する。しかし、上手くはいかなかった。
悔しさと悲しさで涙がにじむ佳奈花が、マサに気付かれると「目に虫が入った」と答える姿は、ホロリとくるいじらしさ。佳奈花を演じる加藤の感情表現にも驚かされた。