松井玲奈言っちゃった!? 新川優愛と廣瀬智紀の「チョメチョメ」
松井玲奈、新川優愛がW主演を務める、6月10日(土)公開の映画「めがみさま」の完成披露試写会が5月8日に都内で行われ、上映前には松井玲奈、新川優愛、廣瀬智紀、梅舟惟永、筒井真理子、宮岡太郎監督が舞台あいさつを行った。
本作は、閉塞的な郊外の田舎町を舞台に繰り広げられる行き場をなくし人生に絶望した理華(松井)が、ある日出会ったセラピスト・ラブ(新川)に感化されていく様子を描いている。そして、“ある事件”をきっかけに二人の関係に暗雲が立ち込めていく、ミステリアスな物語。
松井は「(理華は)感情にふたをしてしまっている女の子。撮影期間中も『そういう時ってどういう精神状態なんだろう?』『どういうことをするんだろう』ってずっと考えていたので、気持ちがつらかったです」と撮影を振り返り、「でも、完成した作品を見るとその空気感というか、周りの人たちとの距離感やいろいろな物が映画の中に映っていました」と完成した作品に満足げ。
新川は「(ラブは)割と飛んでいる役で、怒鳴ったりもしましたし、人を諭すように、守ってあげるようにっていうのもありました。いろいろな振り幅を出すラブちゃんだったので、難しいなって思うところもありました」と、演じる上での苦労を告白。
また、「1月末の撮影で寒かったです。(衣装が)ミニスカートに軽くコートを羽織るくらいだったので、カイロをいっぱい貼って。『今日、私は8枚貼りました』って言うと、松井さんに『12枚貼っています』って言われて、負けるという(笑)」という裏話も披露した。
さらに、MCが廣瀬に「巷をざわつかせているシーンがありますね」と話を振ると、松井が「二人(新川、廣瀬)がチョメチョメしているシーン」と割って入る。場内の微妙な空気に松井は照れ笑いだったが、さらに廣瀬が「新川さんにすごく良くして…」と続けると、登壇者、観客は爆笑。松井が慌てて「キスしているシーンですね(笑)」と訂正した。
最後に、新川が「いろいろな感情だったり、人間の生々しさだったり、とても面白い作品になっています。社会で生きていく上で働いたり、人と生きていく上で何が大切なのかというのを、たくさんもう一度考えさせてくれる作品になっていると思います。最後の最後までハラハラドキドキしながら楽しんでください」とあいさつ。
松井は「今から皆さんに見ていただけるのかと思うと、すごくそわそわします。『よく言うじゃないか』って思われるかもしれないんですけど、見終わった後にもう一度見たくなる作品になっています。見た後に、『本当になりたい自分ってどんな自分なんだろう?』っていうのを、自分自身にもう一度訴えかけて考えていただけるとうれしいです。この後、ぜひ楽しんで帰ってください」と、イベントを締めくくった。
6月10日(土)から全国順次公開
出演=松井玲奈、新川優愛/廣瀬智紀/梅舟惟永、西沢仁太、西丸優子、片山萌美、鈴木ちなみ(友情出演)/筒井真理子(特別出演)、尾美としのり ほか
監督=宮岡太郎(MMJ)
脚本=大月もも(BLUE LABEL)
主題歌=SHE'S「Ghost」(ユニバーサルミュージック/Virgin Music)
配給/制作=MMJ
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