麻理鈴が“悪女”の本領発揮
伝弥派が劣勢の一方、社長の座が見えてきたことで、取締役の反発を恐れる島田は、JK5の計画を白紙に戻すと峰岸に告げた。
やがて、伝弥がプロジェクトのことで生放送の取材を受ける。そこで、介護をテーマにしたプロジェクトに専念したいと考えていた伝弥は、次期社長には島田を推すと告げた。すると、その場にいた麻理鈴が、島田がJK5の計画を進めていると暴露。
実は、JK5が白紙になったことをT・Oさんからひそかに聞いていた麻理鈴。生放送で言うことで周知のことにしたのだった。その放送を峰岸と見ていたT・Oさんは「この子、なかなかの悪女(わる)だね」とつぶやいた。
峰岸からの出世のためのアドバイス、「悪女になることも必要」を実践した麻理鈴。ポンコツといわれていた麻理鈴が前向きに仕事に取組み、着実に成長してきた。ちゃんと自分の目で見極めて行動したのだ。
視聴者からは「スカッとした」「まりりん恐るべし」「策士だ」「麻理鈴も悪女だけど何気にそれを誘導してたT・Oさんもワルだねえってこと?」といった感想が上がった。
“振り出し”に戻ることに…
しかし、そんな悪女な面が島田には印象が悪く、ラストで最初に配属された窓際部署である備品管理課への異動命令が。憧れのT・Oさんに近づくため、出世を目指してきた麻理鈴に暗雲が立ち込めてしまった。そんな麻理鈴に「マリリンなら大丈夫」「がんばれ」と応援の声が寄せられた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部