「Paradox Live」パシフィコ横浜ライブレポート 梶原岳人、花江夏樹、諏訪部順一ら総勢26名が熱唱
HIPHOPメディアミックスプロジェクト「Paradox Live(パラドックスライブ・通称パラライ)」が、史上最大規模となるリアルライブ「Paradox Live Dope Show -2022.5.28 PACIFICO Yokohama National Convention Hall-」を、5月28日にパシフィコ横浜・国立大ホールで開催した。梶原岳人、花江夏樹、諏訪部順一ら総勢26名が熱唱した圧巻のステージをレポートする。また、同ライブでは、2023年にTVアニメ化されることを発表した。
Paradox Liveとは
2019年に始動した「Paradox Live」は、HIPHOPを題材としたメディアミックスプロジェクト。近未来を舞台に、様々な音楽ジャンルでトップを走る各HIPHOPチームのキャラクター達が、自らの音楽でNo.1を獲るためにステージバトルに挑む姿を描く。
2021年にLINE CUBE SHIBUYAで開催した初のライブから約1年。2度目となるライブはパシフィコ横浜という大舞台での開催となった。この1年は作品としても大きな進化を遂げ、2021年11月には4組の新チームを迎え、全9チーム総勢29名が参加する一大プロジェクトとして新たな展開を迎えると、今年3月30日にリリースされた最新アルバムはオリコンウィークリー(4/11付)で10位にランクイン。さらに、公式YouTubeチャンネルの登録者数も31万人を突破するなど、勢いは加速中。
チケット即完売!「Paradox Live」2ndリアルライブレポート
オープニングを飾ったのは、結束の固いギャング5人組ユニット「悪漢奴等」(近藤孝行、志麻、土岐隼一、畠中祐、矢野奨吾)。3月30日に発売された最新曲「TURN IT UP!!!!!! -悪漢SOUL FEVER-」、悪漢奴等の楽曲、「BAD BOYZ-悪漢奴等 Underground-」を立て続けに披露。
会場のボルテージは一気に上昇し、ペンライトが大きく揺く。まさに今宵の“お祭り”にふさわしい開幕を飾ると、続いて登場したのは、気高き孤高の実力派ユニット「The Cat's Whiskers」 (竹内良太、林勇、花江夏樹、寺島惇太)。最新曲「Ride Out」「4REAL」を念願のフルメンバーで熱唱。複雑なリズムを崩しながらを乗りこなし畳み掛けるテクニカルなラップに、会場からも大きな拍手が送られた。
ステージが燃えるようなレッドのライティングに包まれると、次に登場したのは、個性派揃いの新世代3人組ユニット「BAE(梶原岳人、96猫)」。最新曲「W△vin' FL△g」、「AmBitious!!!」を日本語&英語を織り交ぜた巧みなラップで観客を魅了した。
余韻が途切れることなく、社会を憂うスラム出身ダウナー系双子ユニット「cozmez」(小林裕介、豊永利行)のステージへ。前回のステージバトル優勝チームにふさわしい堂々としたパフォーマンスで「BetterDayz」「Where they at」を披露。まるで本物の双子さながらにシンクロする2人の姿に観客も釘付けに。
前半4チームのパフォーマンスが終了したところで、MCパートへ。今回初出演の花江が、摩訶不思議なラッパー・リュウさながらにロボットのようなトリッキーな動きをしながら挨拶をする姿や、豊永(cozmez)が「どうも、前回の覇者です」と挨拶をはじめ、すかさずフォローをいれる小林の姿に会場からは笑いの歓声があがった。
前回はステージバトルの結果発表がライブで行われたが、今回は純粋にライブのみをお届けする公演ということで、キャストもリラックスした和やかな様子が見られた。
エイベックス・ピクチャーズ
発売日: 2022/07/27
エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)