眞栄田郷敦主演の夜ドラ「カナカナ」(毎週月~木曜夜10:45-11:00、NHK総合)の第14回が6月7日に放送された。佳奈花(加藤柚凪)の願いを聞き、1人でおつかいに出すことにしたマサ(眞栄田)。心配しながら待つマサだったが、まさかの展開となった。(以下、ネタバレがあります)
佳奈花が初めてのおつかい
“夜ドラ”とは、“朝ドラ”こと連続テレビ小説の夜版ともいうべきドラマ枠で、2022年の4月に新設。本作はその第2弾となる。
原作は、「今日から俺は!!」(小学館)で知られる西森博之氏の同名漫画。100人相手のケンカに勝った伝説を持つ元ヤンキー・マサと、人の心が読める、ちょっとおませな5歳の女の子・佳奈花が織りなすハートフルコメディーが展開する。
遠縁の佳奈花を預かり、親代わりとして3カ月の試用期間を過ごすマサ。第14回は、マサの役に立ちたいという佳奈花の願いを聞き、マサは1人でおつかいに出すことにした。
佳奈花からのメールで異変に気付くマサ
マサの親友・勇介(前田旺志郎)がこっそりと後をつけたが、1人でやりきりたいとその尾行をまいた佳奈花。店にたどり着くも、以前、友だちになることを断った英子(落井実結子)が意地悪をして佳奈花が買う予定だったゴマ油を買い占めてしまう。佳奈花は、偶然会った沙和(白石聖)に聞いた別の店に向かった。
そのころ、仕事も手につかずに心配しながら待っていたマサ。巌(栄信)は佳奈花からのメールを見せて落ち着かせようとするが、その文面を見たマサは顔色を変えた。
「かえったら、ごほうび、ちょうだいね」
佳奈花が自分になかなか甘えられないことを感じていたマサは、おねだりするのはおかしいと気付いたのだった。