グラビアは卒業?「水着がイヤなわけではないけど…」
――小宮さんと言えば抜群のスタイルでグラビアも人気です。ここ2年ほどありませんが、もうグラビアの仕事はされないのですか?
グラビアはやりたいと思ったときにやるのが正解だと思っていて、22歳前後のときが特にそうだったんですよ。今グラビアを飾ることでより広く自分の存在を知ってもらえると思ったし、写真集もそうですね。お芝居とは違う私を見てもらいたい気持ちがすごく湧いていたんです。今はもう満足していて、多分、グラビアはもうないかな(笑)。
――そうなんですね。
でも、分からないですよ。水着がイヤとかじゃないし、またやりたいという自分のタイミングがくるかもしれないし。自分の中でグラビアをやる明確な理由が持てて、やらされている感が出ないようにしたいというのが一番ですね。
――マルチな活躍ですが、その中でも今、一番したい仕事というのはありますか?
舞台をやりたいです。2年前に出たのが最後で、それも数年ぶりだったんです。当時は苦手だったんですよね。性格的に毎日同じこと、公演を繰り返すというのがどうにも難しくて…。映像系がメインだったこともあって、お客さんの前に立つのにも慣れていなくて。でも、今はライブのおかげでステージ慣れもしたし、お客さんに引っ張られすぎない集中力も身に付いています。色々な経験を経た今だからこそのアプローチができると思うし、今舞台に立てば、もう一歩先に進めるかもしれないという気持ちがあります。ただ、台詞を覚えられるかなあ?そういう不安はありますね(笑)。
■取材・文/鈴木康道