麗子と篠田の名バディと紗英らとの“チーム”の楽しさ
始めは留置場に入ることになった理由を明かさなかった麗子だが、実は篠田のためだった。篠田の本は自費出版だったのだが、それが詐欺だということに早々に気付いていた麗子は、犯人を追及しようとして暴行容疑をかけられてしまったのだ。
犯人は捕まり、「がっぽり慰謝料ぶんどってやるわよ」とほほえむ麗子。また、紗英が立て替えていた自費出版費用300万円も麗子がすでに支払いを済ませていて、「しょうがないでしょ、身内の借金なんだから」と言った。
“身内”という言葉には、バディとして認めていることが込められていた。そして、亡き元彼の栄治(生田斗真)も言っていた、麗子の優しさが最終回であらためて表された。
麗子と篠田のバディ。最終回では麗子抜きだったが、紗英、津々井、黒丑、篠田が事務所に集まってワイワイ言い合う様子は、チームとしての面白さがあった。
物語の中では、バディやチームがこれからも続いていくのだろうと想像させる終幕だった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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