俳優の福本莉子が7月6日、都内で開催された映画「今夜、世界からこの恋が消えても」七夕願いごとイベントに、なにわ男子・道枝駿佑と共に出席。同作品の内容にちなみ、忘れられない記憶について語った。
短冊に書いた願いは「映画初日を大阪で迎えたい」
七夕装飾をしたランウエーを浴衣姿で歩いて登場した二人。歩いている時に何を考えていたか尋ねられ、福本は「『曇っているけど晴れたことにしておこうか』と言っていました(笑)」と笑顔を見せた。
同作品で二度目の共演となる道枝の印象を聞かれると、「会った時から変わらず、真っすぐで誰にでも優しい人ですね」と言い、続けて「原作を読みながら、道枝さんって(道枝演じる)透くんにそっくりじゃんって思いました。道枝さんが透くんを演じることに違和感がなかったので、すっと入ってきました」と話した。
また、撮影中のエピソードについて「私の方がちょっとだけ年上なので、道枝くんは律儀に敬語を使ってくれるんですよ。それで三木監督が『同級生の役だから敬語やめたほうがいいよ』って言っていたのに、クランクインしてからもずっと敬語だったんです」と明かす。
これを聞いた道枝は「切り替えのタイミングを失ってしまって…後悔しています。これからはタメ口で！」と違うが、福本から「撮影中は敬語だったのに、逆ちゃう？(笑)」とツッコまれてしまった。
さらに、「忘れられない記憶」について、福本は「東宝シンデレラオーディションで『グランプリです！』って言われた瞬間ですね。強烈過ぎて覚えていないくらい衝撃的な瞬間でした。喜びよりも、びっくりと『この先どうなるんだろう』っていう不安の方が大きかったです」と答えた。
イベントでは、七夕目前ということで、二人は短冊に願いを書き、笹に飾り付けた。福本は「映画の初日を大阪で迎えたい」と明かし、「私たち大阪出身なので、ずっと『大阪でやりたいね』と言っていたんです。ここで言ったら本当にかなえてくれるんじゃないかなって思ったので、発表しました！」とアピールしていた。
◆取材・文＝大野代樹
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