6月24日発売の「月刊ザテレビジョン8月号」の連載「草なぎ剛のお気楽大好き！Vol.282」にて、配信中のドラマの撮影秘話や第59回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞の受賞など、近況を聞いてみた。夏の暑さに負けない”アツいニュース”を皆さんにお届け！
アメリカロケを経て出来上がった「拾われた男-」が配信中
この前、第59回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞をいただきました。この一年で最も輝いた人に贈られる賞とのことで、大変光栄に思っています。大河ドラマ「青天を衝け」(2021年ＮＨＫ総合ほか)で演じた徳川慶喜役を１年間頑張ったご褒美をいただいた感じかな。でも僕一人の力ではなく、スタッフ＆キャスト、そして見てくださった全ての方のおかげだと受け止めています。授賞式には監督やスタッフの方もいらして、堤真一さんまでサプライズで登壇してくださって、一緒に喜び合えたのがうれしかった。いただいたトロフィーは事務所に飾ってありますよ。こういう賞は自分の励みになるので、次に向かって頑張ろうと思います。
そして、僕も共演経験が多い松尾諭くんの自伝的エッセーをドラマ化した「拾われた男 ＬｏｓｔＭａｎ Ｆｏｕｎｄ」(ディズニープラスで配信／ＮＨＫ ＢＳプレミアムで放送)が配信されています。全10話で、僕は主人公の松戸諭（仲野太賀）の兄・武志役。諭の人生そのものが波瀾万丈なんだけど、僕が演じる兄ちゃんも突然アメリカに行ったきり音信不通になる、謎の男でね。お兄ちゃん、何なの？って感じで。でも家族愛もあって。僕は松尾くん自身もよく知ってるから不思議な気分もあるし、後半にかけてアメリカが舞台になるので、きっと楽しんでもらえると思います。
「フィルムカメラ、いい出合いがあったら買っちゃうかも」
共演の仲野太賀くんはとってもいい子で、松尾くんに寄せて体重増やしてたから似ててビックリした。すごく仲良くなれたし、２人でいい兄弟を作り上げられたんじゃないかな。アメリカではスーパーに一緒に買い出しに行ってね。太賀くん、カレーよく作ってたよ。
あと太賀くん、カメラやってるのね。すごくいいカメラを持ってきていて、腕もプロのカメラマンと言っていいほど。自分のフィルムカメラで撮った写真集みたいなのを作ってくれたんですよ。アメリカでの撮影合間の写真とか、ホテルで過ごしているオフショットとか、そのまま写真集で出せば！ってくらいすごくいい。それ見たら、僕もカメラ欲しくなっちゃって。今、買おうかなとカメラ熱が上がってます。やっぱりスマホで撮るのとは全然違うんだよ。あまり人にいろいろ聞かないで、自分で調べているのが楽しくてね。ビンテージの感じがして、ピッ！ときちゃって。いい出合いがあったら買っちゃうかも。一つ趣味が増えそうな気がするな。
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