乃木坂46・与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務める「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」(毎週木曜夜0:30-1:00、テレビ東京系 ※BSテレ東・BSテレ東4Kは毎週火曜夜0:00-0:30)の第4話が7月21日に放送され、与田のかわいさはもちろん、璃子の上司・雉村と模型店の店主・やっさんのイケおじ2人も話題となり、初回から4週連続で「#量産型リコ」がTwitterでトレンド入りした。(以下、ネタバレを含みます)
主人公は、センスや価値観などが平均的な普通の女の子・小向璃子(与田)。イベント企画会社のイベント3部に所属し、先輩の中野京子(藤井夏恋)や上司の犬塚輝(マギー)、雉村仁(森下能幸)、猿渡敦(与座よしあき)とともに、のほほんと勤務していた。本作は、そんな璃子がプラモデルと出会い成長していく“ホビー・ヒューマンドラマ”である。
BANDAI SPIRITS制作協力の下、第1話では「量産型ザク」、第2話ではスポーツカー「GT-R」、第3話では「エヴァンゲリオン初号機」と、各話に実在するさまざまなプラモデルが登場するのも楽しみのひとつになっている。
璃子が四苦八苦していた宇宙戦艦ヤマトが、雉村を救う
「雉村さんの船出」と題された第4話では、璃子の上司・雉村を中心に物語が進んでいくかと思いきや、璃子のドアップ満載。第3話で後輩の真司が完成させたエヴァンゲリオンに刺激され、璃子が「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルに挑戦している。しかし、ここでもパーツの細かさと多さに、白旗を上げたくなる璃子。そんな璃子を矢島模型店の店主・やっさん(田中要次)とバイトのちえみ(石川恵里加)が勇気づける。
そんな璃子だったが、会社ではイベント3部のメイン企業・満天のど飴のグッズ提案を雉村と一緒に担当することに。会社からの早期退職の募集もあってか、自分がずっと担当していた仕事を若手に引き継ぐ形となる現実に、雉村は心なしか寂しそうだ。
雉村と相談し決めたグッズ提案のプレゼン日、璃子は逆方向の電車に乗ってしまい、雉村がひとりでプレゼンすることに。昨年の「スースークッション」の派生バージョン「スースーまくら」を提案すると、「もっと新しい企画はないですか」とつっこまれてしまったり、担当者が本音を言うのをこっそり聞いてしまったりして、肩を落とす。
さらに帰社した雉村に、猿渡が毎年一緒に担当していた「キラリモール物産展」の仕事を、今年は猿渡と真司でやろうと思っていると相談される。雉村はますます孤立感を深め、早期退職の書類にサインを始める。
その時、璃子がカバンを落とし、中身が床に散らばった。落ちた荷物を取ってあげようとした時、ヤマトの説明書を目にした雉村のテンションが上がる。