「また会おうね」声優・南條愛乃、自身のバースデイを祝うFCイベントをレポート
ファンから好きな楽曲のリクエストを募った上位2曲を披露
ライブパートは、デビューミニアルバム『カタルモア』の収録曲「飛ぶサカナ」で幕を開けた。観客がペンライトで場内を青一色に染め上げると、可憐なワンピースに着替えた名上は水面から空に向かって飛び上がるような透徹した歌声を響かせ、アニメ『グリザイアの楽園』のEDテーマに起用された3rdシングル「黄昏のスタアライト」では自然とクラップが沸き起こる中で、愛と勇気を胸に夕景の空に向かう姿勢を力強い歌声で表現した。
ここで、南條は「今年もこうして38歳の誕生日をみんなと一緒に迎えることができてすごくうれしいし、幸せだなと思っております」と挨拶。その後はファンに「好きな楽曲はなんですか?」というリクエストを募った上位2曲を披露。
ライブの定番曲「idc」では、何が飛び出すかわからない決め台詞のパートで「祝!38歳!!」と放ち、彼女がかつて演じた役柄のキャラクターソングのつもりで描いたという「Simple feelings」では場内を9色のライトが彩った。そして、ファンとの絆や生で歌を届けるライブという場所の大切さやかけがえのなさを込めた「繋がりの歌」「and I」をやさしく温かいフィーリングでパフォーマンス。
ラストナンバーとして、アニメ『進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜』のオープニングテーマ「EVOLUTION:」でオーディエンスのテンションを引き上げると、右手を天に高々と掲げる南條に向かって盛大なクラップが鳴り響く中で本編の幕は閉じた。
大きな拍手を受けて再びステージに戻ってきた南條は、アンコールとして大抽選会を行い、たくさんのお知らせを経て、お別れの時間へ。最後に「久々のイベントでどういう空気感だったかなとドキドキしてたけど、声を出せずとも、皆さんのおかげですごく楽しい時間を過ごすことができました」と感謝の気持ちを伝え、手を振りながら「また会おうね。38歳、楽しむぞ!」と声をあげてステージを後にした。
南條愛乃 コメント
久々のイベント開催で、またFCイベントとしてもやっと開催することができたという思いで、皆さまとお会いすることができてうれしかったです。このような状況下で集まることにも気を使うご時世ですが、集まっていただけて楽しい時間を過ごすことができました。声が出せなかったりする中で、どうしたら皆さまにも一緒に参加したと思っていただけるかといろいろ考えたりしましたが満足していただけていたらうれしいです。今年はツアーなどもありますので、楽しみにしていていただければと思います! ありがとうございました!!
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