永野芽郁が主演を務める火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第5話が8月5日に放送される。同作は、脚本家・大北はるか氏による完全オリジナルストーリーで、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若きCEO・佐奈(永野)のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なる48歳のおじさんサラリーマンの小鳥(西島秀俊)が部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマ。
そんな本作から、「ドリームポニー」で働くエンジニアの夏井恵実(なつい・めぐみ)を演じる青山テルマにインタビューを実施。今作が、連続ドラマ初レギュラー出演で本格演技には初挑戦となる青山に、撮影現場で衝撃を受けたことや、永野ら共演者とのエピソード、共演者を笑いの渦に巻き込んだというアドリブを取り入れた演技の裏話などについて語ってもらった。
――本格演技に初挑戦とのことですが、やはり緊張はされましたか?
そうですね、初の連ドラっていうことで、プロの方々の中に新人が私1人だけなので、オファーをいただいた瞬間から緊張していて、特に本読みとか撮影前はすごく緊張していました。34歳で、この業界で15年やっている中でも経験の無いことに対してオファーをいただくチャンスってなかなか無いと思うので、怖いし、緊張するし、どうなるんだろうと思うけど、やってみないとわからないことってたくさんあると思っていて。
自分自身に自信は無いですが、いろんなことに飛び込むとか、1つ1つに楽しみを見出すことがすごい好きなので、その気持ちを大事にしようと思って出演させていただいています。ドラマの中でも“チャレンジ”というキーワードがありますが、自分もドラマとともにチャレンジしています。みんなと会うのも、演じることも楽しいですし、そういう機会をいただけてありがたいなと感じています。
第1話は永野芽郁と2人で自宅で鑑賞
――実際にキャストの一員になってみていかがですか?
すごく楽しいです。アーティストとして、いつもソロで活動しているので、グループに入った感覚というか。こんなにたくさんの人と同じ方向を向いて作品を作るっていうことが初めてなので、それがものすごく楽しいですし、新たな刺激になってます。
実は第一話は芽郁ちゃんと見たんですよ。私が一話の放送に緊張してて、「どうなんだろう、どうなんだろう…」って言ってたら、芽郁ちゃんが「一緒に見る?」って言ってくれて。私の家に芽郁ちゃんが来て、2人で「このシーンこうだったよねー」って言いながら見てたんですけど、そうやって一緒にものづくりをしている仲間と同じ熱量で同じ方向を向いてることが、表現者として一番幸せだなと感じました。
――セリフはどのように覚えているんですか?
前原滉さんと坂東龍汰さんが「前日に覚えます」って言っているのを聞いて、その時は「そんなの絶対無理!」って思たんですけど、今では私も前日にセリフを入れることが増えました。1話ずつ、台本全体の流れを頭に全部入れて、どこで喋るかっていうのをある程度覚えながら、撮影の前日に「このシーンだったらここを喋るからここ入れよう」みたいな感じでやっています。