アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか) の第17話が8月4日に放送された。「決断」という副題のもと、ハイネたちとの決戦に向けて登場人物たちが覚悟を決める様子が描かれた。(以下、ネタバレがあります)
ハイネたちとの次の戦いの前に休息をとる慎平たち
同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計1億3000万PVを獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公の慎平が幼なじみ・潮の死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく。全25話、2クールかけて物語を完結まで描く。
主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落として“影”となった慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、14年ぶりに島に戻って来た女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅、慎平の親友・菱形窓を小野賢章、窓の妹・朱鷺子を河瀬茉希が務める。
TOKYO MX、BS11、カンテレ、九州朝日放送、アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。
第17話は、窓の父であり、菱形医院の院長・青銅(CV:大塚明夫)からシデの正体が菱形医院の初代院長であると聞いた慎平たち。ハイネやシデとの決戦を前に、つかの間の休息をとるなか、それぞれの覚悟や思いが映し出された。
澪や根津らの決断とは…
“影”潮は、ひづるの双子の弟・竜之介をハイネが殺したときに、はじけて分かれたのが自分ではないかと言い、「私、こわくて。私もいつか、ハイネみたいにおかしくなるんちゃうんやないかって」とひづるに語った。それを聞いたひづるは「そのときは私が殺してやる」と返した。
また、皆が眠りについていたとき、根津が1人で家に帰ろうとする。それに気付いた“影”潮がついていくと、2カ月前に“影”となった根津の妻がいた。“影”潮は自分の力で元に戻せると言うが、根津は「こいつはわしの妻を殺して変身した妻の敵や」と銃を向けた。“影”を駆除しようとする者としての「けじめ」という悲しい決断だった。
自分自身である“影”澪から、姉とは正反対のコンプレックスを指摘され、「いつまで我慢するつもり?せめて自分の気持ちを伝えなよ、慎ちゃんに」と言われた澪。翌日の大虐殺が行われてしまう夏祭りの決戦を前に影の戦力を可能な限りそいでおこうと考えて動き出した慎平に、澪は「あとで話しがあるから。絶対無事で帰ってきてよね」と告げた。澪が決断した思いを伝えることができるのか。
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