北村匠海(DISH//)、中川大志がW主演を務める映画「スクロール」が2023年に全国公開されることが発表され、北村と中川の他、監督と原作者からコメントが届いた。
北村匠海と中川大志が理想と現実のギャップに必死に向き合う若者を演じる
本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝氏が、2017年に発表した同名小説が原作。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描き、若い世代から“自分たちの物語”と共感を獲得している。
そんな本作でW主演を務めるのは、ダンスロックバンド・DISH//のリーダーを担当する一方、俳優としても活躍する北村と、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)や日曜劇場「オールドルーキー」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)など話題作への出演が続く中川。北村は僕、中川はユウスケを演じる。
監督には、映画、TV、MV、CMと映像のジャンルをクロスオーバーして活躍し、2021年は映画「CUBE 一度入ったら、最後」が話題となった清水康彦氏。さらに、米津玄師やKing Gnu、あいみょんなどのMVを手掛けた川上智之氏が撮影監督を務め、清水監督と共に映像美を映し出していく。
北村匠海コメント「大志とこの作品を背負えること、とてもうれしく思います」
スクロール、誰しもが、この社会の一部として生きていて、そして生かされている。すごく概念や哲学的なことから、抽象的で感覚的なことまで、このスクロールという一つの作品で作れていると思います。
子供の頃から友人の大志と、この作品を背負えること、とてもうれしく思います。さまざまな目線で見ていただけるとうれしいです。
中川大志コメント「北村匠海という俳優と、やっと作品が作れることに胸が熱くなりました」
北村匠海という俳優は、僕がこの世界に飛び込んだ小学生の頃からずっと、たくさんの刺激をもらってきた存在です。近いようで遠く、なかなか交われなかった彼と、この歳になって、やっと、共に作品が作れることに胸が熱くなりました。
繊細で、時には思い切り大胆な清水組の現場はとても居心地が良く、五感を解放できた気がします。生きる道を見つけようともがく彼らが、そこで感じた匂いや、温度が、スクリーンから届いたら、幸せです。