<オクトー>飯豊まりえ“朱梨”、記憶を失った渦中の男性・円山“尾上寛之”を自供させる「私が殺しました」
第6話あらすじ
小野寺(片桐仁)の目を見て、15年前に両親を殺した犯人と同じ色だと直感した朱梨(飯豊まりえ)。しかし、犯人はすでに死んでいるはずだった。朱梨の不安は、高まる。
朱梨と風早(浅香航大)は、人気華道家・円山(尾上寛之)の取り調べを行うことに。円山は交通事故を起こし、駆け付けた警察官が彼の車のトランクから大量の血痕と血の付いたナタ、スコップを発見。状況的には、円山が誰かを殺して遺体を埋めた可能性が高かった。
しかし、円山は記憶を失っていて、自分が殺人を犯したのかどうかも分からない状態。医師の診断では、事故のショックで部分的な記憶がなくなる解離性健忘の一種だという。「私は、誰を殺したんでしょう?」何を聞いても、分からないと答える円山。
円山は殺人犯なのか…
朱梨は彼の目から、“不安”を表す薄い緑色を見る。円山が事故の前に最後に電話をした相手が、ゴシップ系動画配信者のヒシちゃんこと、菱田だったと判明。その後、菱田は行方不明になっていた。円山に殺されたのは、菱田なのか。
3年前、菱田は円山の不倫を暴露し、大きなスキャンダルとなった。その結果、円山は仕事も家庭も失い、どん底まで落ちた。円山が菱田を殺したいほど恨んでいても、おかしくはない。
菱田は失踪前、近々大きなネタを投下するという予告動画を公開していた。菱田の新ネタは、円山に関するゴシップだった可能性が出てくる。風早は円山に、心当たりがないかと尋ねる。円山の反応に、朱梨は緑色が濃くなるのを見る。それは“恐れ”の色だった。
朱梨は、円山が暴露されては困ることを抱えていると推理。円山の失われた記憶を取り戻すため、朱梨と風早は彼の身辺を調べ始める。円山の妹・泉(佐藤ケイ)と円山の弟子・三隅(坪根悠仁)の話から、新事実が浮かび上がる。円山へのある疑惑を抱いた朱梨がそれを突き付けると、円山は「私が殺しました」と自供する。
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