8月11日、「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第6話が放送され、自分に想いを寄せる龍二(鈴鹿央士)を残酷な態度で傷つける葵(平手友梨奈)に対し、「さすがにひどいよ、葵ちゃん…」「龍二が可哀想すぎる」と、龍二に同情する視聴者が続出した。(以下、ネタバレ含みます)
葵にとって、新は守りたい存在、龍二は利用する存在
本作は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークした作品。一人の青年が自分を絶望の淵にたたき落とした親子に復讐を誓い、彼らが営む巨大企業に仲間と共に挑んでいくストーリー。下剋上、主人公を巡る三角関係、青春群像劇…とジャンルミックスなエンターテイメント作品だ。
この第6話で、葵(平手友梨奈)は、新(竹内涼真)がなぜ長屋親子に命がけで復讐しようとしてるのか、また彼らのせいでどれだけつらい人生を歩んできたのかを知り、彼の過去に胸を痛めて涙を流した。そして、新を好きだという気持ちが“愛”だと気づき、「もう悲しませたくない。この人に手を出したヤツらはみんな潰してやる」と誓うのだった。
新への想いが深まる一方、高校時代からの友人でずっと彼女に想いを寄せている龍二に対しては一貫して冷たい。彼の気持ちを知りながら「私は、アンタが金持ちの息子で、一緒に居たら得するかも、と思って近づいたんだよ」と冷たく言い放ち、「私にも後継者争いにも手を出さない欲の無いバカ」と傷つける。また、「社長(新)のことが好きなの?」ときかれると、堂々と「好きだよ!」と言って、彼の反応を楽しむ。しかし、「龍二にもチャンスはある」と言い、それは“長屋を継ぐこと”と焚きつける。
そして、長屋茂(香川照之)が「二代目みやべ」の入っているビルを買い上げ、追い出そうとしていると知った葵の激しい怒りは息子の龍二へ。「顔も見たくない」「口もききたくない」とつらく当たった上に、「何で長屋の息子の龍二がここで働いてるか、わかんない!」と傷つける葵。
そんな怒りにまかせた態度の彼女に対して、視聴者からは「龍二に当たるな!」「葵!龍二は何も悪くないぞ?」と、諭すようなコメントが続いていた。