林遣都と仲野太賀がW主演を務めるドラマ「初恋の悪魔」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)の第5話が、8月13日に放送された。大きな洋館にひとりで住む鈴之介(林)が、なぜそこで暮らすことになったのかが明かされ、これまでドラマを見続けてきた視聴者を驚かせた。また、鈴之介のピンチに駆けつけた悠日(仲野)、星砂(松岡茉優)、小鳥(柄本佑)の4人が友情を深め、カラオケで恋の名曲「CHE.R.RY」を熱唱するシーンも話題となり番組タイトルがTwitterトレンド入りした。(以下、ネタばれが含まれます)
同作は、「Mother」「Woman」「それでも、生きてゆく」「東京ラブストーリー」などのヒットドラマを書き下ろした脚本家・坂元裕二が手掛けるミステリアスコメディー。
警察署には勤めているが、捜査権はない4人が物語のメインキャスト。停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(しかはま・すずのすけ/林)、鈴之介の元に集まる総務課・馬淵悠日(まぶち・はるひ/仲野)、生活安全課・摘木星砂(つみき・せすな/松岡)、会計課・小鳥琉夏(ことり・るか/柄本)といった、訳ありの警察署員たちが、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明していく。
第5話で鈴之介は、隣人の森園(安田顕)によって自宅の地下室に監禁されてしまった。薄暗い地下室で森園から語られたのは、5年前の殺人事件に鈴之介が関与しているのではないかという疑いだった。身に覚えのない鈴之介は、自分がこの家に住むことになった理由を語った。椿静枝(山口果林)という老女との出会いがすべての始まり。“冷血な変人”などと称され、友達もなく孤独に育ってきた鈴之介は、ある日、町で見かけた一人で座り込む静枝の姿が気になり、「もし具合が悪いようでしたらご自宅までお送りします」と声をかけた。
そこから妙に気の合う静枝の家へ通うようになった鈴之介。「人間は苦手なんです」と語る鈴之介に、静枝は「人は人。自分らしくしてれば、いつかきっと未来の自分がほめてくれる」と生まれて初めて存在意義をくれた女性だった。ところが、静枝は急死してしまい、鈴之介は深い悲しみを抱えて洋館に住むことになったという。
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