<遺留捜査>第7シーズン後半戦突入 藤真利子×高田里穂が母娘のように慕い合うキーパーソン演じる
「遺留捜査 第7シリーズ」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系)の第6話が8月18日(木)に放送される。木曜ミステリー枠のラストを飾る同作も、すでに放送は折り返し地点を過ぎ、第6話を含め残すところあと5話。第6話では、元パティシエという経歴を持つ老人ホームの女性スタッフが殺害される事件が起き、遺留品の“軍手”から真実をつかんでいく。
同作は、上川隆也演じる刑事・糸村聡が、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う姿を描くミステリー。
実の母娘のように慕い合っていた2人に何が?
ある夜、高級有料老人ホームで働く女性スタッフ・内藤明日香(高田里穂)が公園の階段から突き落とされて殺害される事件が発生。糸村は、遺留品から使い古された軍手を発見する。焦げた指先には緑色の粉末が付着しており、糸村は彼女がこの軍手をどんな用途で使っていたのか、疑問を抱く。
捜査を進めたところ、明日香はホーム入居者の磯貝早苗(藤真利子)と実の母娘のように親しくしていたにもかかわらず、最近2人の間にトラブルがあったことが発覚。しかも早苗には確固たるアリバイがなかった。
さらに、明日香が2年前までパティシエとして洋菓子店で働いていた過去が浮上。彼女の過去を探った糸村は、明日香が夢を諦めるきっかけとなった“衝撃事件”にたどり着く。
疑惑の資産家女性・早苗を演じる藤は、圧倒的な存在感と演技力で、プライドが高く勝ち気な早苗を表現。そして被害者・明日香を演じる高田は、パティシエという仕事を夢半ばで諦め、新たな道を歩みはじめた矢先に不慮の死を遂げることとなった女性を丁寧に熱演する。
2人が感情を交錯させる緊迫のシーンでは、藤と高田が激しくも静かにぶつかり合っていく。