5月26日(金)に第6話が放送される剛力彩芽主演ドラマ「女囚セブン」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。本作は、何者かの策略のせいで殺人罪で刑務所に収監された謎多き京都の芸妓(げいこ)・神渡琴音(剛力)が他の女囚たちとバトルを繰り広げながら、真相に迫っていく“刑務所群像コメディー”だ。
琴音と同室で、食い逃げ常習犯で女子刑務所内ナンバー1の情報屋・坂本奈津を演じるのは、第1話のセーラー服姿が話題を呼んだ安達祐実。奈津を演じる安達にインタビューを敢行し、役どころや、共演者とのエピソード、今後の展望などを聞いた。
同室メンバーの中で奈津が唯一まともな人です
――安達さんが演じる坂本奈津はどんな印象ですか?
たくさん情報を持っていて人懐っこく、変な人ばかりの同室メンバーの中ではまともな人ですね。割と常識人なのが、唯一奈津だけだと思っています。
奈津の過去が描かれた1話では、人から愛されたいという願望が強くて、そういう気持ちに共感しました。
琴音が入ったばかりの1話では小さなイジメをしていた奈津ですが、根本的にはいい子だと思うんです。構ってほしかったからなのかなと。そんな奈津のかわいらしさや、愛らしさが出せたらいいなと思っています。
――ツッコミ役に回ることが多い奈津ですが、安達さんは普段はどちらですか?
全然ツッコミキャラでもないですし、かといってボケキャラでもないですよ(笑)。
特に1話と2話はツッコミのせりふが多くて、どうやればいいんだろうって戸惑いましたね。でも、瑠東(東一郎)監督が関西の方なので、レクチャーしていただきながら演じました。
とんでもない話もしちゃうくらい仲良しです
――共演者の皆さんの印象を教えてください。
剛力さんはたたずまいが自然だし、現場にいてもさりげなくて。集中したいときには、集中しやすい環境を整えるのがすごく上手な方だなという印象です。琴音を面白いキャラクターに作っていて、魅力的だなと思います。
皆さんそれぞれ面白くて魅力的なんですけど、橋本(マナミ)さんはあんなにセクシーなのに実はあっけらかんとしている方なんですね。それなのに、出し惜しみなく“エロ”もやってくれるから、すごく好きです(笑)。(橋本さんは)よく笑う方なんですよ。この前は、自分でせりふを言いながら笑っちゃってました(笑)。
トリちゃん(トリンドル玲奈)は、本当に純粋に素敵な女の子ですよね。だから、汚しちゃいけないと思っていて、話す事柄と言葉遣いに気を付けています!(笑)。
――皆さん和気あいあいと楽しまれてるようですね。
毎日とても楽しい(撮影現場)ですよ。このメンバーで良かったです。ついついマイクを付けたまま、とんでもない話をしていたりして(笑)。「気を付けて!」と声を掛け合いながら、笑いが絶えない現場ですね。
マウンティング…うまく渡っていけそうな気がします
――印象的だったシーンなどはありますか?
(2話の)ダンスシーンはみんなで練習したこともあって、結束が固まり、絆が強くなったなぁと実感しました。みんなで共同室の中でわいわいやってる感じもしっくりきて、空き時間の雰囲気の良さが画面ににじみ出てるんじゃないかなと思います。
――安達さんご自身がマウンティングし合う状況に放り込まれたとしたら?
私はちょっと奈津に似てるところがあると思っていて。みんなにかわいがってもらいたい奈津は、八方美人なんですけど、私もみんなと上手にやっていきたいと思うタイプ。
協調性を大事にしたいという部分では私と似てると思います。あんまり自己主張もしないですし、当たり障りなくその場に居ることができるタイプなんじゃないかな。だから、嫌われもせず、重宝もされず、かと言って潰されもせず…うまく渡っていけそうな気がします! と、言いつつ最初に潰されちゃったりして(笑)。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる