女優の堀田真由が8月27日、都内で開催された映画「オカルトの森へようこそ THE MOVIE」の初日舞台挨拶に、筧美和子、飯島寛騎、白石晃士監督と共に出席。オファーが来た時の心境や、お気に入りのシーンについて話した。
未知だからこそ新たな自分に出会えるんじゃないかな
同作品が20本目の映画出演で、WOWOW映画では初主演を務める堀田。オファーをもらった時の心境を聞かれると「WOWOWさんの作品がデビュー作だったので、いつかWOWOWさんで主役を演じられたらいなと思っていました。20作目という節目で白石さんの作品に出演させていただけて光栄ですし、脚本を読んでもいい意味で想像ができなくて、未知だからこそ新たな自分に出会えるんじゃないかなと思い、出演させてもらいました」と語った。
これに白石監督は「よかったです。てっきり『WOWOWさんだからやろっかな』っていう気持ちで間違えてオファーを受けちゃったのかなと思って(笑)。うそですけどね!」と言い、笑わせた。
お気に入りのシーンについて堀田は「バスが好きですね。大変でした。ナナシさん(飯島演じる)なんてバスを止めちゃったりしてね」と飯島に振ると、「『最強だからあんまり揺れないで』って監督に言われたので、座席と座席の間に脚を固定して、一応最強感を出していました」と明かした。
また、演じた役の好きなセリフを尋ねられた堀田は「『判断が早いんですよ』っていうセリフが何度が出てくるんですけど、頼もしくて彼女(市川美保)のことが好きになりました」と答えた。
最後に、締めの挨拶で堀田は「ちょうど1年前の夏に、とても暑い中頑張って撮っていました。今思えば、気候の暑さだけではなく、スタッフや出演者が一丸となっていたので、その熱量で暑かったのではないかなと思います。それくらい全身全霊で魂を込めて撮った作品なので、ドラマ版はもちろんのこと、臨場感があふれる劇場版を見に、何度も足を運んでいただければなと思います」と呼び掛けていた。
◆取材・文=大野代樹