中村隼人「はんなり感を大事に演じていきたい」BS時代劇『大富豪同心3』が制作開始
中村隼人が主演を務める、2023年放送予定のBS時代劇「大富豪同心3」(毎週金曜夜8:00-8:43、NHK BSプレミアム、全8回)が制作を開始。中村からコメントが届いた。
同ドラマは、幡大介の同名小説が原作で、2019年、2021年に放送されたドラマの第3弾。剣が振るえない、走れない、暗闇は怖いなど同心に全く向いていない江戸一番の豪商・三国屋の孫である卯之吉(隼人)が、ひょんなことから同心となり江戸の難事件を他力本願ではんなりと事件を解決する時代劇。「人と人の絆を豊かにしてこそ、真の大富豪なり!」と、改めて日本人が持つ“矜持”の意味を問い、卯之吉ファミリーの絆の力、世直しへの勇気と希望を描く。
中村隼人コメント
八巻卯之吉を演じさせていただきます。パート2では時代劇には珍しい一人二役させていただき、将軍家が絡んだ大騒動を巻き起こしましたが、今回は原点回帰。 卯之吉を取り巻く仲間達のエピソードが掘り下げられていくのは本当に楽しみです。色々な経験をした事で、卯之吉はパート1からは比べ物にならない成長を遂げていますが、このキャラクターが持つ魅力を改めて考え、はんなり感を大事に演じていきたいと思います。
あらすじ
卯之吉たちの前に新たな強敵「義賊集団・世直し衆」が現れる。実は「世直し衆」を率いているのは、濱島与右衛門で、飢饉に苦しむ江戸の人々に大名や富豪から盗んだ金をばらまき人気を集めていた。
卯之吉ファミリーが頻発する事件を探るうちに、盗賊集団のバックに御三家・尾張藩の影が浮かび上がる。尾張藩の附家老・坂田正重は「世直し衆」を利用して江戸に大規模なテロを起こし、今の老中・甘利備前守の失脚を目論んでいたのだ。
さらに、美鈴がある事故に巻き込まれ記憶喪失に陥り、濱島率いる「世直し衆」に加わってしまうことに。与右衛門は美鈴の美しさに一目惚れしてしまい、記憶を失った美鈴の心も揺れ始める。