9月1日に放送された「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※第9話は夜9:00-10:00)第9話で、新(竹内涼真)が自分に対する葵(平手友梨奈)の恋心に今さら気づいた。鈍感力を発揮しまくり悪気無く彼女を傷つけ、耐えられず飛び出した彼女を追いかけてなだめるつもりの一言一言がさらに彼女を傷つけた。葵にとっては悪夢の夜となってしまった。
龍二が“二代目みやべ”をやめて行った先は…
本作は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークした作品。主人公・宮部新が、自分を絶望の淵にたたき落とした長屋茂(香川照之)・龍河(早乙女太一)親子に復讐を誓い、彼らが営む巨大企業“長屋ホールディングス”に仲間と共に挑んでいく下剋上ストーリー。と共に、新を巡る三角関係や仲間たちとの絆も見どころで、ジャンルミックスなエンタテインメント作品となっている。(以下、ネタバレ含みます)
龍河の逮捕で、“長屋vsみやべ”に話題性があると踏んだTV局から、先日白紙になった料理対決番組へのオファーが再び来て、新たちは請けることにする。決意を新たにする中、龍二(鈴鹿央士)が「店を辞める」と告げる。葵を愛する龍二は、このままでは何も変わらないと思い、以前、自分を手に入れたかったら“長屋”の跡を継いで、と言った葵の言葉を実行しようと決めたのだった。
「葵を女として見たことは、ないなぁ」
対決は、1回戦も2回戦も“二代目みやべ”の勝ち。収録後に新は優香と龍二も誘い、“みやべ”のメンバーたちと飲みに行く。そこで彼らは“質問されたら何でも応えるゲーム”を始める。新が「誰ともキスをしたことがない」と言うのを聞いて、葵は以前、眠っている新にこっそりキスしたことを思い出し、自分だけの秘密に嬉しそうな表情を浮かべた。が、亮太(中尾明慶)に優香(新木優子)との関係をきかれた新が「一歩的にオレが好きなだけ」と照れた笑顔で優香を見つめながら答える姿を見て、テンションが下がる。
そして続けて、龍二が新にきく。「今まで葵を女として見たことはありますか?」。葵に緊張が走る。彼女を見つめた後、新は笑顔で言った。「無いなぁ。女として見たことはない」。「葵はオレにとって妹で、大切な仕事のパートナーだから。な!」―わかってはいたが言葉にされるのはショックだ。葵は流れてくる涙を止めることができずに店を飛び出した。