<ドラマアカデミー賞>特別賞は「ナンバMG5」"松"津田健次郎&豆三郎 オファーには『こんなかわいい子の声を!?と(笑)』
![第112回ドラマアカデミー賞でザテレビジョン特別賞を受賞した津田健次郎&豆三郎](https://thetv.jp/i/nw/1101088/11077233.jpg?w=1284)
2022年4~6月放送ドラマを対象に開催した第112回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞の受賞者を発表中。ザテレビジョン特別賞は、間宮祥太朗主演「ナンバMG5」(フジテレビ系)で主人公家族の愛犬・松を演じた豆三郎と、その声を担当した津田健次郎が受賞。主人公の剛(間宮)が幼少期から“弟”としてかわいがっているという設定の松だが、つぶらな瞳のかわいらしい外見からは想像のつかない津田の“イケボ”で人気者になった。
受賞インタビューで津田は、「思ってもみなかった賞を頂けて、めちゃくちゃうれしいです。ありがとうございます。豆三郎くんとコンビで受賞というのもうれしいですね。ずっとセットでやってきましたので(笑)」と喜びを語った。
また、「受賞は視聴者の皆さんの応援あってこそですし、(アフレコ参加なので)間接的ではありますが共演していただいた役者の皆さん、プロデュサー陣、本広克行監督をはじめとするディレクター陣やスタッフの皆さんのおかげ。ですから、これはみんなでもらった賞だと思います」と"ナンバMG5"チームにも感謝した。
オファーを受けたときの感想を聞くと、「最初は松役と聞いて、自分でも驚きました。僕の声は“いかつめ”だと自覚しているので、こんなかわいい子の声を!?と(笑)」と驚きがあったという。「ギャップを楽しんでいただけたことが(受賞を通して)分かって、うれしい限りです。最終回の後に松の大冒険を描く特別編が作られたこともそうでしたが、驚かされることの多い仕事でした」と振り返った。
現場については「今作はコメディードラマですが、現場には『アツいものを作るんだ』という空気がずーっとあふれていました」と語る。そこから生まれた物語は「前半は“最強ヤンキー”と“優等生”の2つの顔を持つ主人公の設定の面白さや、そこから生まれるコメディー感がありましたが、後半になると徐々にシリアスになり、アツい物語に変化していきました。
家族の絆や友情、そして、自由とは何か? 生きていくとは何か?など、結構深いところまで描いていましたよね。そこも『ナンバMG5』が盛り上がっていく要因になっていたのではないかと思います」と津田が語るように、多くの視聴者に支持され、ドラマアカデミー賞・作品賞部門でも2位となった。
最後は、「ドラマ放送中から劇場版を期待する声も多かったので、それが実現したらいいなと思っています。ですので、ファンの皆さま、引き続き『ナンバMG5』の応援をよろしくお願いいたします!」とファンにメッセージを送った。
(取材・文=及川静)
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。