ジャニーズWEST・重岡大毅主演、入山法子共演のドラマ「雪女と蟹を食う」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の第9話が9月2日に放送された。しばらく離れ離れになっていた北(重岡)と彩女(入山)が再会し、小樽へ向かった。彩女の夫・一騎(勝村政信)から語られた夫婦の過去は、彩女が本当に死を望んでいるかを描く重要なシーン。視聴者の心も惑わせ、「彩女さん」が2日深夜のTwitterでトレンド入りを果たした。 (以下、ネタバレが含まれます)
何を考えているか分からない彩女を見詰める北
本作は、自殺を図ろうとしていた男性・北(重岡)が、孤独な人妻・雪枝彩女(入山)と、蟹を求めて北海道まで旅をするサスペンスフルなラブストーリー。彩女の夫で小説家・雪枝一騎を勝村政信、一騎の担当編集・巡健人を淵上泰史、空腹で路頭に迷う北を救ったホステス・マリアを久保田紗友が演じ、監督は「全裸監督」(2019年)や映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手掛けた内田英治らが担当する。
北がマリア(久保田)に別れを告げ、彩女の行方を探して教会へと走った。北が「彩女さん!」と叫ぶと黒い帽子、黒いワンピースに身を包んだ彩女が現れ、2人は久々に再会した。
小樽の美しい街並みに感嘆する彩女が「歩いてるだけでタイムスリップしたみたい」とワクワクするように話す横顔を見て、北は彩女の本心が気になっていく。離れていた時間のことを何も尋ねてこない彩女に一騎の小説「蝉時雨」に出てくる妻を重ねていた。