コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、関口かんこさんの漫画「ご近所で赤ちゃんに遭遇しました。」だ。同作は、近所のご婦人と立ち話中、赤ちゃんと母親が向かいのマンションから出てくる。母親は「すみません、泣き声がうるさくて…」というが、それに対して、ご婦人の反応は…というストーリーだ。7月29日に投稿されたツイートには、2万いいねを超える反響が集まっており、「元気に泣いてくれる方が安心」「優しい世界」「素敵なマダムたち」などといった声があがった。作者の関口かんこさんに話を伺い、創作の裏側などを語ってもらった。
――反響について率直な感想をお聞かせください。
正直、子育て関係のいい話の方向に拡散されてとまどいましたね(笑)。
――創作のきっかけをお聞かせください。また、作品に込めた思いがあればお聞かせください。
「新規の悲鳴は健康にいい」という一部のオタク用語がありまして、それをオタクの友人知人らに「オタクじゃなくても同じようなこと言うんだね〜!面白いね!」というつもりで描いた漫画で、本当はいい話でもなんでもないんです。
――その他、漫画執筆全般において、ネタを考える時に意識していることはありますか。
エッセイのような漫画にするときは面白いことがあったらから描くのではなく、普通のことを面白く伝えるように描くというのを意識しています。
――今後の目標や展望があればお教えください。
日常でまた「おっ!」と感じたことがあれば気軽に発信していきたいと思っています。
――作品を読んでくれている読者やフォロワーにメッセージがあればお願いします。
9月から「週刊ヤングマガジン」で新連載が始まるのでよかったら読んでください!