野田洋次郎「どこか愛おしくも感じました」
僕たちの生きる世界には見えない、聞こえない苦しみや葛藤、やり場のない声で溢れています。そんな声たちのエネルギーのようなものを曲にできないだろうかと強く思い、楽曲に向かいました。
人間の日々は自分の好き勝手に生きられる時間などほとんどないように思います。社会があり、上下があり、横の繋がりがあり、いくつものコミュニティがあり、それぞれで自分の役割がある。その中でたくさんの感情を動かし、時にすり減らしながら生きている僕たちはまるで「人間ごっこ」だなと感じました。
でもこのタイトルにした時、悲観的な意味だけはなく人間ごっこを頑張ってやり続ける僕たち人類が、どこか愛おしくも感じました。
当初は「録画ででも追いかけて見たい」くらいの気持ちでした。正直連続ドラマをリアルタイムでまともに最後に見たのは10年以上前な気がします。「石子と羽男」は現在皆勤賞でリアタイ視聴しています。それくらい面白い。見ていて最後毎回気持ちがよくなります。
ふと疲れた時、しんどい時、ふと力を抜きたい時、そしてまたそこから奮起する時。そんな時に聞いてほしい楽曲です。