「東京喰種」ウタ役は坂東巳之助に決定! 全身タトゥー姿に変貌
7月29日(土)に全国公開される映画「東京喰種 トーキョーグール」の第5弾キャストが発表され、原作で人気キャラクターの一人であり、4区でマスク屋を営むウタを坂東巳之助が演じることが決まった。
本作は、2011年のコミック連載開始からその独特の魅力的な世界観に、10代、20代の男女を中心に熱狂的なファンを獲得し、2014年にアニメ化。2015年からは舞台化、ゲーム化されるなど、さまざまなメディア展開で人気を博す大ヒット作となった。
実写版では主演の窪田正孝の他、ヒロイン役で清水富美加、そして鈴木伸之、蒼井優、大泉洋といった豪華キャストが出演することでも話題を呼んでいる。
坂東演じるウタはマスク屋を営む喰種で、多くのマスクを作成し、半喰種となってしまったカネキ(窪田)のためにもマスクを作る。
他の喰種とは違って常に赫眼状態であり、左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックの髪形に、ピアス、全身タトゥー、そしてパンク・ファッションに身を包む。個性的な見た目とは違い、性格はいたって穏やかでマイペースだ。
普段からは想像もつかない、坂東巳之助が変貌した姿に注目が集まる。
【坂東巳之助コメント】
正直、最初にお話を頂いた時はすごく迷いました。ウタさんと自分の共通点なんて、眉毛がない事とサイドが刈り上げな事くらいなので…。
ですが、タトゥーにピアス、服装から常時赫眼に至るまでスタッフの皆さまが完璧なウタさんセットを用意して下さったので、腹を括って演じさせていただきました。
僕自身が原作の大ファンなので不安もありますが、同じ原作ファンの方々にも受け入れていただけるウタさんになれていたら幸いです。
【ストーリー】
食物連鎖の頂点とされるヒトを狩る怪人“喰種(グール)”が横行する東京。日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた“喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。
読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉という作家を愛読する少女・リゼ(蒼井)と出会う。彼女が自分の運命を大きく変えることになるとは、この時は思いもよらなかった。
人間の命を奪い、食うことで生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は果たして…?