9月22日放送の「六本木クラス」(毎週木曜夜9:00-10:00、テレビ朝日系)第12話で、新(竹内涼真)が葵(平手友梨奈)を愛していたことを自覚し、その恋心に素直に従うことに決めた。
葵、過労で倒れる
本作は、韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトでリメークした作品。主人公・宮部新が、自分を絶望の淵にたたき落とした長屋茂(香川照之)・龍河(早乙女太一)親子に復讐を誓い、彼らが営む巨大企業“長屋ホールディングス”に仲間と共に挑んでいく下剋上ストーリー。と共に、新を巡る三角関係や仲間たちとの絆も見どころで、ジャンルミックスなエンタテインメント作品となっている。
葵は、長屋ホールディングスの非常勤取締役になるための根回しやRCへの投資主探しに日夜奔走していたせいで、過労で倒れてしまった。優勢かと思われていた取締役の座も、龍二(鈴鹿央士)が海外の株主に手を回したことで逃してしまう。
病室にやって来た新から残念な結果の報告を受けた葵は、「長屋を打ち負かす別のプランがある」と、すぐさま起き上がり行動しようとする。そんな彼女を「いいから!」と強い口調で止める新。「今動いたら、オマエはクビだ。絶対に動くな」と言い残して病室を出て行った。
誰も傷つかない恋愛なんて無理っすよ
病院の廊下で1人、悔しさをにじませながら落ち込む新に、亮太(中尾明慶)が「負けたからですか?それとも、葵のこと?」と尋ねる。振り返った新の表情を見て、亮太は言った。
「もしかして、揺れてんすか?」
すると、新はいつものように葵との年齢差やビジネスパートナーであることを持ち出し始めるが、歯切れが悪い。そんな彼を亮太は「何でそんな言い訳するんすか!アニキが葵を好きになったら優香(新木優子)さんが傷つくからっすか!?誰も傷つかない恋愛なんて、そんなん無理っすよ!」と説教。
続けて、「もっと自分の気持ちに正直になった方がいい」と煮え切らない態度の新に指摘した。最近まで葵の新への恋心にまったく気づかなかった亮太の鋭く芯を喰った説教に、「亮太、見直した!」「よく言ってくれた!」と、視聴者評価は一転した。