「僕は、マオに好感を持った」
前日にデートの約束をしていたミンソプとマオが、青空が見えるおしゃれなバーで待ち合わせる。
おたがい最後の日をかみしめていると、マオから「グランピングの時、あまり話せなかったじゃん。だから、もうちょっと話そう」とミンソプに歩み寄る。続けて「初めの頃は、ちゃんと話せなかったけど…」とおたがい距離が縮まらなかったことに触れながらも、「水族館でデートして、あの時から少しづつ、ミンソプの気持ちに気づいて、深い話もたくさんした」とふり返る。
徐々に緊張が解けてきたミンソプから「僕は、たくさん話して、マオにいちばん好感を持った」と素直な気持ちを伝えると、マオもうれしそうな表情でうつむき、笑う。
ふたりは、おたがい沈黙する場面も、どこか楽しむように笑いあう。そんななか、マオから「なんで、私に好感があるの？」と単刀直入な質問をすると、「太陽みたいに明るく笑って、雰囲気が沈んでても明るくしてくれる」とミンソプは答える。旅行が好きなミンソプは、「きれいな場所にいっぱい連れていってあげたいな」と話すと、マオも「一緒に行きたいね」と前向きな返答をする。
前日、ヒョンゴンとのデートで、距離を縮めたマオだったが、ミンソプの言葉で心がゆれ始める。
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