秋元康が企画・原作・脚本を務め、船越英一郎、山村紅葉、西村まさ彦、高島礼子、名取裕子、内藤剛志らサンペンスドラマ界のレジェンド陣が共演する完全オリジナルドラマ「警視庁考察一課」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)が10月17日(月)からスタートする。
同作は、“事件の考察”を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられるベテラン刑事たちの考察劇で、個性豊かな癖の強いベテラン刑事たちの考察が時にぶつかり、時に二転三転していく新たな刑事ドラマとなっている。
テーマソングも話題に
主題歌は氣志團の「タイマン・ファンタジー」。ミドルテンポのダンスミュージックで、綾小路翔は、「難解な事件の考察、というドラマのテーマに対して、『単純の複雑化×複雑の単純化』という楽曲で応えた」と語っている。
また、エンディングテーマは、ジャニーズWESTの「Don’t be afraid」に決定。前向きな歌詞とメロディーで、ドラマの終わりと一週間の始まりをポジティブに彩る。
今回、WEBザテレビジョンでは、第1話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。
第1話のあらすじ
大東京警察署・考察一課では、考察一課長・船越慶一郎(船越英一郎)、考察官の山村楓(山村紅葉)、西村まさ雄(西村まさ彦)、高島誠子(高島礼子)、名取悠(名取裕子)が、「顔面タトゥー連続殺人事件」なる事件の考察に頭を悩ませていた。そこへこの日配属されることになった新米刑事・藤井龍(藤井流星)がやってくる。
考察一課は考察を専門とする部署で、捜査の手助けとなる解決の糸口をまとめて捜査一課に提出するのが仕事。つまり現場にはまったく行かず、すべて部屋の中で捜査する部署だということを、考察一課管理官・徳永りえ(徳永えり)の説明でようやく藤井が理解した頃、捜査一課長の柳沢慎三(柳沢慎吾)が現れる。船越と柳沢は同期ではあるものの、何やら因縁の仲のよう。
そんな柳沢が考察を依頼してきた案件は世田谷区在住の医師・小沢丈(森下亮)の自宅に女性の生首が届いたという怪事件。その後テレビ局員男性に手首、銀行員男性に足首が届き、検死の結果、体の部位はすべて木下蘭(菅原樹里亜)のものだと判明した。
また考察一課に届いた証言者の映像によれば、木下は頻繁にパパ活をしていて、遺体が送り付けられた男性も全員“パパ”だという。さらに、“パパ活の女王”と呼ばれる女性と揉めていたらしいことも判明。そして、木下が殺される直前に会っていた人物が明らかになり、その人物もまた“パパ”のひとりだった。
現場の状況や事件資料を元に、考察一課は会議室でそれぞれの自論を展開し、やがてひとつの結論を導き出していく。