世界経済を揺るがしたリーマンショックの裏側を描いたマイケル・ルイスの著書「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を原作に、「アントマン」の脚本を手掛けたアダム・マッケイが監督を務めた映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」が映像配信サービス・dTVにて配信スタートした。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」ストーリー
物語のベースとなっているのは、2008年に起きたリーマン・ショックによる世界的な経済危機の裏側で、4000億もの利益をたたき出した男たちがいたという実話。難解な金融用語が飛び交う世界を、ポップな音楽やテンポのいい編集でアレンジし、しっかりエンターテイメント映画に仕上げられている。
始まりは、2000年代のアメリカ・ウォール街。住宅市場の好景気に沸き、住宅ローン債権の金融商品がもてはやされていた中、変わり者のトレ-ダー=マイケルは住宅市場の破綻を予想。債権の保険となる「CDS」という金融商品に目をつけ、いちはやく多額の投資を行う。
マイケルの動向を知った銀行マン=ジャレッドも、その予測は正しいと判断し、ヘッジファンド・マネージャーのマークを誘ってCDSに投資。
さらに、そのジャレッドの企画書を偶然観た若き投資家・ジェイミーとチャーリーもCDSに賭けるべく、引退した伝説の銀行マン=ベンに協力を仰ぎ、一発逆転を狙う。
世の中はまだまだ住宅ローン債権の安定性が信じられ、彼らの行動は嘲笑の的。しかし、徐々にマイケルの予見どおりに住宅市場崩壊の兆候が表れ始める。
クリスチャン・ベールら実力派キャストが集結!
注目ポイントは、出演する豪華キャスト陣。最初に住宅市場の歪みに気付くマイケルには、「ダークナイト」三部作でバットマンを務めたクリスチャン・ベール。役ごとに毎回違うアプローチをすることで知られる彼が、今作ではヨレヨレのTシャツに短パン姿でヘヴィメタル好きという変わり者を演じている。
製作にも名を連ねるブラッド・ピットは、髭をたくわえた冴えない元銀行マンのベンを好演。さらに、銀行マンのジャレッドには「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリング、ジャレッドと組むマークには「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレルなど、実力派キャストが集結。重厚な芝居でリアルな人間ドラマを繰り広げる。
実際の金融危機が生んだ人々の悲哀を描き出し、アカデミー賞脚色賞を受賞した「マネー・ショート 華麗なる大逆転」はdTVで配信中。
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