それぞれが明かす出演ドラマでの取り組み
助演女優賞「やんごとなき一族」出演の松本は、トロフィーを持ち、記者へとほほ笑む。「個性豊かな出演者の皆さんが演じるキャラクターも、自分が演じる美保子もなかなかのキャラクターだったので、他の皆さまに負けないように演じました」と撮影当時を振り返る。
助演男優賞は「カムカムエヴリバディ」のオダギリ。シャッターチャンスを狙う多くの記者のために、少しずつポーズを変えるという神対応を見せた。オダギリは自身の演じたキャラクターについて、「戦争直後に生まれた世代の役だったので、最終的に83歳くらいまで演じました。いろいろな挑戦ができて面白かったですね」とコメント。
さらにオダギリは、トランペットの演奏について「めちゃめちゃ練習させられました(笑)。大変だったんですけど、朝ドラってそういうものだと聞かされて、頑張れるだけ頑張ろうと思った」と明かした。
主題歌賞ではAIが登場し、「カムカムエヴリバディ」の主題歌「アルデバラン」を歌い上げた。切なくもどこか力強く、三人の主人公のそれぞれ人生をほうふつとさせるような歌詞やAIの歌声に、会場は酔いしれ、割れんばかりの拍手が送られた。
歌唱後、「素晴らしい!」と絶賛する石坂と、「今年一番緊張した!!」と告げるAIによるほほ笑ましいやりとりに会場からは笑いが起こった。