俳優、声優、YouTuberとして幅広いフィールドで活躍中の染谷俊之の魅力に迫るWEBザテレビジョンの連載「月刊染谷WEBマガジン」。毎月、深掘りインタビューを敢行し、仕事の近況からプライベートまで、事務所NGギリギリの質問をぶつけて“染様(染谷俊之の愛称)”を丸裸にします。第9回は、現在発売中の「週刊ザテレビジョン創刊40周年コラボ生写真」について、撮影の裏話や見どころを語ってもらいました。
ファンからの要望が多かった3パターンの衣装で撮影！「和装」は和洋折衷コーデも必見
──2022年10月13日から、ザテレビジョン公式SHOPで、染谷さんの「週刊ザテレビジョン創刊40周年コラボ生写真」が販売中です（2022年11月13日＜日＞まで）。今回はその撮影を振り返っていただきます。まず撮影はいつ、どこで行ったんですか？
9月に東京･世田谷区にある古民家スタジオで行いました。以前に一度、撮影で利用させていただいたことがあったんですが、建物の中が洋館と和館に分かれていて、庭園もあってすごく素敵な場所でした。
──今回、事前に「月刊染谷マガジン」の生配信でファンから着てほしい衣装を募集し、その中で特に人気が高かった「和装」「スーツ」「部屋着」が採用されました。まず「和装」はいかがでしたか？
歴史ドラマなどの撮影で和装を着ることがたまにあるんですが、洋服と違って着崩れをしやすいので、そうならないよう、所作にはいつも気を付けています。写真撮影の場合、帯を持ったり、腕を組んだり、裾を掴んだりと、ポージングはけっこう決まってしまいますね。
──その中でお気に入りのショットは？
今回は、書道の筆を持ったり、傘を差したり、けっこう小道具も使いました。庭園での撮影ではハットを被ったんですけど、それが気に入っています。僕は和装にブーツを合わせたりする和洋折衷コーデが好きなんです。今回ブーツは履かなったんですが、ハットを被ったショットは大正ロマンっぽい雰囲気を出せたと思います。
汗だくの「スーツ」撮影でスタッフに思わずイラっとした出来事とは？
──続いての衣装は「スーツ」でした。普段スーツは着ますか？
プライベートではまったく着ないですね。というか一着も持っていないです。ただ、いざという時のために、一着くらいは持っていたほうがいいかなとも最近思っています。撮影でスーツを着ると気が引き締まります。でも毎日着るのは息苦しそうで嫌ですね。今回のスーツはコーデュロイ生地の冬物で、しかもベストも着たのでめちゃくちゃ暑かった！
──9月とはいえ、その日は夏日でしたからね。暑さについての裏話はありますか？
花束やメモ帳など小道具を準備してもらっていろいろ撮ったんですが、とにかく「暑い暑い」ってずっと言っていました。それなのにスタッフさんから(小道具の一つとして)、熱々のコーヒーを手渡されて。スチール(撮影)なので、本当に熱くなくてもいいじゃないですか？…とは口には出して言えませんでした。でも、あれには参りましたね(苦笑)。
──スーツのときに意識するポージングはあるんですか？
袖のボタンを触る、ネクタイを緩める、襟を触るなど、スーツならではのポージングはあります。ポケットも付いているので手を突っ込んだり、親指を掛けたりすることもあり、和装(のポージング)よりだいぶバリエーションが多いと思います。僕の場合、基本的には自由に動かせていただいています。実はポージングがめちゃくちゃ苦手なんです。もちろん昔に比べれば出来るようになりましたが、いろいろと動き回るので(カメラマンの方に)「いいところ見つけて、早く撮ってくれ！」といつも心の中で叫んでいます(笑)。
──まさかポージングが苦手とは知りませんでした！ でもカメラを向けると、さまざまな表情を見せてくれて、特に目線の動きはさすがでした。
僕は目が大きいので、カメラの位置を確認して「これ以上、向き過ぎると白目になっちゃうな」とか、目線の置き方を常に意識しています。撮影していただいたショットは、その後にできるだけチェックするようにもしています。その経験の積み重ねですね。
