中川大志が11月1日、都内で行われた映画「ブラックナイトパレード」の製作報告会に、主演の吉沢亮、渡邊圭祐、福田雄一監督と共に登壇。DQNのチャラ男、田中皇帝を演じる中川は、「前歯のない男を演じました。ものすごく面白い映画が完成するんじゃないかと思っております」とあいさつした。
同作は、中村光の同名コミックを福田監督が脚本、演出を手掛けたコメディー。“良い子のところには、欲しいプレゼントを持った赤いサンタが、悪い子のところには欲しくもないプレゼントを渡しに黒いサンタがやってくる”というサンタクロースにまつわる実在の伝承を基に描かれる。
中川、吉沢からプレッシャーをかけられる
自身が演じたキャラクターについて、中川は「原作ファンにも愛されているし、ものすごくぶっ飛んだキャラクターなので、自分にできるのか?というプレッシャーは相当ありました」と出演が決まった当時を振り返った。また、吉沢に連絡をし、「『超プレッシャーですよ、どうしましょう』と相談したんですよ。そしたら『皇帝に全てがかかってるから』と、逆にプレッシャーをかけられました(笑)」と期待とは裏腹な返事だったという。
一方、渡邊は「福田組に参加できるという念願がかなったのですが、皆さんがいろんなところで笑いを作っていても(演じる古平鉄平は)そこに一切リアクションができないキャラクターだったので。しんどいものがあって…福田組には向いてないキャラクターでしたね(笑)」と、本番中も笑いをこらえるのが大変だったと明かした。
「ブラックナイトパレード」あらすじ
“受験失敗・就活失敗・彼女無し”、コンビニで3年間アルバイト生活をしていた日野三春(吉沢)が、突如北極にあるサンタクロースハウスに誘拐され、世界中の子どもたちにプレゼントを配るブラックサンタとして働くことになる。
三春の同僚で、天才的なハッキング能力を持つ北条志乃(橋本環奈)、テンションアゲアゲでDQNなチャラ男・田中皇帝(中川)、何かと三春のことを気にかけてくれるが一切笑わないイケメン・古平鉄平(渡邊)ら超個性的なキャラクターと共に、世界中の子どもたちへ幸せを届けるために奮闘する。